刀剣 要銃砲刀剣類登録証!!
【福岡県福岡市中央区買取】
思いがけない刀剣コレクション – LINE査定から始まった驚きの買取事例
はじめに
皆様、こんにちは。福岡市中央区大宮に本店を構える「日本中国美術骨董品アジアアート」の専門スタッフ、小田と申します。今回は、一本の刀剣のLINE査定依頼から始まり、予想外の展開へと続いた、とある買取事例についてお話しさせていただきます。
LINEで届いた一通のメッセージ
ある穏やかな春の日、私たちのLINE公式アカウントに一通のメッセージが届きました。
「祖父の遺品整理をしていたら、刀が出てきました。価値があるものか見ていただけないでしょうか?」
添付された写真には、美しい鞘を持つ一振りの刀が写っていました。早速、詳細な写真をお願いし、予備的な査定を行いました。
驚きの訪問査定
写真だけでは十分な査定ができないため、ご依頼者様のご了解を得て、後日訪問させていただくことになりました。福岡市内のマンションに到着し、インターホンを押すと、やや緊張した様子の中年の紳士が出迎えてくださいました。
「どうぞ、お上がりください」
リビングに通されると、テーブルの上には先日写真で拝見した刀が置かれていました。しかし、その続きが…
「実は、他にもいくつかあるんです」
そう言って、ご依頼者様が押し入れを開けると、そこには驚くべき光景が広がっていました。20振り以上の刀剣が、丁寧に布に包まれて保管されていたのです。
専門家の目
「これは…凄いコレクションですね」
思わず声が漏れました。一振り一振り丁寧に拝見していくと、その中には名だたる刀工の作品も含まれていました。
「祖父は刀剣収集が趣味だったようです。でも、私にはその価値がわからなくて…」
ご依頼者様の言葉に、私たちは深く頷きました。刀剣は日本の伝統文化の結晶。その価値を正しく見極めるには、専門的な知識と経験が必要です。
慎重な査定作業
20振り以上の刀剣を一つ一つ丁寧に調べていく作業は、約3時間を要しました。銘、刃文、地鉄、研ぎの状態…すべての要素を綿密にチェックしていきます。
「この一振りは、江戸中期の名工の作品ですね。こちらは明治時代の軍刀…」
説明を聞いていたご依頼者様の目が、徐々に輝きを増していきました。
査定結果と慎重な決断
すべての査定を終え、総額をお伝えすると、ご依頼者様は驚きの表情を浮かべました。
「こんなに価値があるとは…」
しかし、ここで私たちが心がけたのは、拙速な判断を避けていただくことです。
「ご依頼者様、これだけの数のコレクションです。すぐに決断されるのではなく、ご家族とも相談され、じっくりとお考えいただくことをお勧めします」
一度手放してしまえば、取り戻すことは困難です。特に、故人の遺品となると、感情的な要素も絡んできます。私たちは、ご依頼者様に十分な検討時間を取っていただくことにしました。
大切なアドバイス
これから刀剣のご売却をお考えの方へ
1.刀剣類の売買には「銃砲刀剣類登録証」が必要です。紛失された場合は、私どもにご相談ください。対応方法をアドバイスいたします。
2.ご家族でよくご相談ください。代々受け継がれてきた品々はなおさらのことです。売却の決断は慎重に行ってください。
3.遠方のお客様であっても、同様の丁寧な対応をさせていただきます。お気軽にご相談ください。
後日談
数日後、ご依頼者様から連絡がありました。
「家族で話し合いました。祖父の思い出の品ですが、このまま眠らせておくよりは、価値がわかる方に託したいと思います」
この言葉に、私たちは身が引き締まる思いでした。
おわりに
美術品や骨董品、特に刀剣類には、それぞれに深い歴史と物語があります。今回の事例は、一つの問い合わせが思いがけない展開につながった、印象深いものでした。
私たち「日本中国美術骨董品アジアアート」は、お客様の大切な品々に真摯に向き合い、適切な価値評価と丁寧な対応を心がけています。LINEでの簡単な査定依頼から、複雑なコレクションの評価まで、幅広くサポートいたします。
あなたのお家に眠る逸品、その価値を一緒に見出してみませんか? 些細なことでも構いません。LINEやお電話(092-534-8188))、メール(info@asiaartgallery.jp)にて、お気軽にお問い合わせください。専門知識と誠実な対応で、大切な品々の新たな旅立ちをサポートいたします。