染付煎茶器揃い
【福岡県北九州市八幡西区買取】
旧家の倉庫整理でお邪魔した際に、古いダンボールから出てきたお品です。バラバラになっていたものを組み合わせて「煎茶器揃い」となりました。時代は明治初期の頃、京都で造られた製品と思われます。茶渋の色からも判別できます。普段使いにはちょっと小さな煎茶茶碗ですが、急須もこの小ささなので、昔の方の体格や頻回にお茶を楽しむ日常生活が見て取れます。急須の注ぎ口だけでなく煎茶茶碗の卓に付く脚の部分(高台)にも茶渋が付着しており、骨董家はこのようなところからも揃いや時代特定を見極めていきます。