【黄金慈光】金銅誕生仏立像 ~白鳳の微笑み~
【福岡県糸島市買取】
希少な鍍金誕生仏 – 白鳳様式の優美な表情を今に伝える仏像
このたび当店「日本中国美術骨董品アジアアート」では、出張査定をきっかけに、貴重な鍍金の誕生仏をお持ち込みいただき、買取させていただきました。
誕生仏とは
誕生仏とは、お釈迦様の誕生の様子を表現した仏像です。一般的に右手を上げ、左手を下げた姿で表現され、「天上天下唯我独尊」(てんじょうてんげゆいがどくそん)と宣言する瞬間を表しています。この像は誕生直後の姿を表現し、蓮華座の上に立っているのが特徴です。
白鳳様式について
本作品は白鳳時代(7世紀後半〜8世紀初頭)の様式を色濃く残した仏像です。白鳳仏の特徴として、丸みを帯びた柔らかな表情、やや大きめの頭部と小さな体のプロポーション、そして全体的に優美で穏やかな印象が挙げられます。
この時代は飛鳥時代から奈良時代への過渡期にあたり、中国・朝鮮半島からの影響を受けながらも、日本独自の仏教美術様式が形成された重要な時期です。白鳳仏は現存数が少なく、特に個人所蔵の遺品は大変貴重です。
本作品の特徴
この誕生仏は鍍金(ときん)が施されており、金色の輝きが時を経てなお美しく残っています。像高はさほど大きくありませんが、特徴的な蓮華座の表現や、右手を挙げたポーズ、そして何より温和で穏やかな表情が印象的です。
特に顔の造形は白鳳様式の特徴をよく表しており、丸みを帯びた頬、穏やかな目元、微笑みを浮かべたような口元など、優美さと品格を感じさせます。着衣の表現も簡素ながら流麗で、当時の工人の確かな技術を伝えています。
文化財としての価値
このような白鳳様式の誕生仏は美術史的にも重要な意味を持ち、日本の仏教美術の発展過程を理解する上で貴重な資料となります。特に鍍金が残る状態の良い作例は市場に出ることも稀で、コレクターの間でも高い評価を受けています。
当店では、このような歴史的・美術的価値の高い仏教美術品の査定に特に力を入れております。長年の経験と専門知識に基づき、適正な価格での買取を心がけています。
お持ち込みの際のアドバイス
仏像や仏教美術品をお持ちの方は、まずは専門店での鑑定をお勧めします。特に古いお寺の改修時や、ご先祖から受け継いだ品物の中に、このような価値ある文化財が含まれていることも少なくありません。当店では無料査定を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
福岡市内はもちろん、九州一円からのご相談に対応しております。文化財の価値を正しく評価し、次の世代へと伝えていくお手伝いをさせていただければ幸いです。