徳化窯白磁観音像

【福岡県福岡市南区買取】
今回は、福岡市南区でお譲りいただいた、徳化窯(とっかよう)の白磁観音像の買取事例をご紹介いたします。
ご連絡をいただいてから、現地に伺うまで
「一度、お会いしてお話ししましょう」というご連絡をいただいたのが、今回のお取引の始まりでした。詳しいご用件については「いろいろとありますので、お会いした際に。私も、あなたやあなたの会社について詳しくは存じ上げませんので」とのことでした。指定されたご住所は福岡市南区の近郊でしたので、まずは一度お伺いすることにいたしました。
福岡市南区、山あいの一角にて
現地に向かう道は、森に囲まれた坂道が続いており、一般的な住宅街とは異なる雰囲気でした。近づいてみると、そこは個人のご自宅ではなく、数百年の歴史を持つ古い建物が並ぶ、特別な場所であることがわかりました。
数寄者の方々から名品を託されているお方でした
お話を伺うと、ご依頼主様は、中国の掛軸をはじめとする数々の名品について、数寄者の方々からその行く先を託されているお立場の方で、骨董業界にも大変お詳しい方でした。実際にお取引をさせていただくまでには、およそ一年の歳月を要しました。
名品のお取引に、時間をかける理由
私共では中国美術品を中心に取り扱っており、海外の大規模なオークションに出品させていただく機会もございます。その中には、その場で買取金額を即答することが難しい、慎重な検討を要する名品も少なくありません。今回のように、じっくりとお時間をいただきながらお取引を進めることも、私共にとりましては珍しいことではございません。ご依頼主様との信頼関係を大切にしながら、一点一点丁寧に査定させていただいております。
徳化窯白磁について
今回お譲りいただいたのは、徳化窯の白磁観音像です。徳化窯は、中国福建省徳化県に位置する窯で、明代から清代にかけて、乳白色を帯びた独特の白磁を数多く生み出したことで知られています。ヨーロッパでは「ブラン・ド・シン(中国の白)」とも呼ばれ、古くから高く評価されてきました。中でも観音像や布袋像、達磨像といった仏教・道教の人物像は、徳化窯を代表する作品群です。
白磁観音像の見どころ
白磁観音像を拝見する際には、いくつかの点に注目しております。まず、お顔の表情です。穏やかで慈悲深い表情がどれほど自然に表現されているかは、作行きの良し悪しを判断する上で重要な要素です。次に、衣文(衣のひだ)の彫りです。流れるような自然な衣の表現には、高度な技術が求められます。また、光背や台座に施された細やかな彫刻、そして白磁特有の、乳白色を帯びた艶やかな釉薬の状態も、拝見する上で欠かせないポイントです。今回の観音像は、長い年月を経たことで独特の色合いを帯びており、伝わってきた歴史を感じさせる一点でございました。
福岡県での骨董・中国美術品の買取について
福岡市中央区大宮のアジアアート福岡では、福岡県福岡市を中心に、骨董品・中国美術品の買取を行っております。今回のような出張査定はもちろん、屋敷整理に伴うご相談にも対応いたしております。査定は無料で承っておりますので、白磁観音像をはじめとする中国美術品、掛軸、茶道具などをお持ちの方は、お気軽にアジアアートまでご相談ください。




