白高麗煎茶碗五客

【福岡県田川市買取】
福岡県田川市のお屋敷整理でのご依頼でした。李朝や中国の陶磁器を長年集めてこられた方で、古い飾り棚の引出しを一つずつ開けていくと、桐箱に収まったこの煎茶碗五客が出てきました。
装飾を持たない美しさ
白くて小さな碗です。絵も文様もありません。高台を見ると砂目跡があり、釉薬の色もわずかに青みがかっています。朝鮮半島の白磁、白高麗だろうと思いました。
砂目跡と釉調が語るもの
白高麗とは、李朝時代(十五〜十九世紀)に朝鮮半島で焼かれた白磁の総称です。中国白磁とは異なる素朴な風合いが特徴で、高台に残る砂目跡はその見分け方のひとつです。日本では江戸時代の煎茶ブームとともに広く好まれるようになり、煎茶道具のなかでも白高麗の煎茶碗は文人たちに特に愛されました。李朝白磁の静かな白は、派手さとは無縁です。それでも手にすると、長い時間をくぐり抜けてきた器の確かさが伝わってきます。
五客とも状態はよく、欠けもひびも見当たりませんでした。
価値を知らずに手放す前に
李朝の器や煎茶道具の買取は、アジアアートにご相談ください。白高麗をはじめ李朝白磁・高麗青磁など朝鮮陶磁器の査定も承っております。田川市をはじめ福岡県内への出張買取も対応しております。




