エルメス鐙型SVブローチ

エルメス鐙型SVブローチ

【福岡県福岡市南区買取】

買取事例:福岡市南区で出会ったエルメスの宝物 – 鐙型SVブローチ

こんにちは。福岡市中央区大宮にある「日本中国美術骨董品アジアアート」です。今回は、福岡市南区での素敵な出会いについてお話しします。

思いがけない場所での発見

ある日、福岡市南区のお客様宅へお伺いしました。ご家族で大掃除をされていたそうで、「捨てようか迷っているものがあるんです」とおっしゃいます。

そこで見せていただいたのが、一見何の変哲もない小さな箱。でも、その箱をよく見ると…

「HERMES 24 Rue du Faubourg Saint-Honoré, Paris」

なんと、パリにあるエルメス本店の住所が記されているではありませんか!

エルメスの隠れた宝物

箱の中に入っていたのは、シルバー製の小さなブローチ。形は、馬具の「鐙(あぶみ)」を模しています。

一見シンプルですが、よく見ると鐙の紐の部分がスイングするようになっています。これぞ、当時の職人の高い技術を感じさせる逸品です。

「このお品を拾われた方は、当住所へお届けください」

そんな願いが込められているかのようなブローチ。持ち主の元に戻るようにとの思いが、時を超えて伝わってくるようです。

エルメスブローチの魅力

このブローチ、派手さはありません。でも、そこがまたエルメスらしい上品さを感じさせるんです。

鐙の形は、エルメスのシンボルでもある「ラッキーホース」を連想させます。馬に乗る時の必需品である鐙。それを身につけることで、幸運を呼び込むお守りのような役割もあったのかもしれません。

シルバーの美しい輝き、繊細な細工。見れば見るほど、魅力が増していきます。

エルメスと馬の深い関係

エルメスは、1837年に馬具工房としてパリで創業しました。創業者のティエリ・エルメスは、馬車や乗馬用の馬具を製作する名工として知られていました。

時代と共に事業を拡大し、現在では高級ファッションブランドとして世界中で愛されていますが、その根底には常に馬との深い繋がりがあります。

このブローチは、そんなエルメスの原点を思い起こさせる、とても意味深い品なのです。

大切なお願い:片付けの前にご相談を

今回の発見で、私たちは改めて大切なことを学びました。皆さまにもぜひお伝えしたいのです。

最近、お屋敷の荷物整理でお呼びいただくことが増えています。でも、安易に片付け業者さんを呼んでしまうと、こういった価値あるものまで処分されかねません。

ご自宅やご実家の整理で「古いもの」や「よくわからないもの」が出てきたら、すぐに捨てずに、ぜひ私たち専門家にご相談ください。

「ただの古い装飾品」に見えるものの中に、実は貴重な逸品が眠っていることがあるのです。

私たち「日本中国美術骨董品アジアアート」は、そんな”眠れる宝物”を見つけ出し、正しく評価することを使命としています。

皆さまの大切な品々を、間違って捨ててしまうことのないよう、どうかお力をお貸しください。小さなものでも、お気軽にご相談いただければと思います。

エルメスブローチの これから

このエルメスの鐙型ブローチは、当店で買い取らせていただきました。

きっと次の持ち主の方の元で、また新たな物語を紡いでいくことでしょう。ブローチに込められた「持ち主の元に戻りますように」という願いが、形を変えて叶ったような気がします。

私たち「日本中国美術骨董品アジアアート」は、これからもこうした品々の橋渡し役として、お手伝いを続けていきたいと思っています。

皆さまのお家に眠る「古いもの」「よくわからないもの」、もしかしたら素敵な発見があるかもしれません。捨てる前に、ぜひ一度お声がけください。

きっと、あなたの身の回りの品々も、エルメスのブローチのように素敵な物語を持っているはず。その物語を一緒に紐解いてみませんか?

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