本紫水晶聖観音菩薩坐像
【長崎県長崎市買取】
長崎が育んだ紫の輝き – 本紫水晶聖観音菩薩坐像の発見
長崎県佐世保市権常寺町に店を構える日本中国美術骨董品アジアアート長崎は、このたび貴重な中国美術品の買取りを行いました。今回ご紹介する品は、長崎県長崎市で発見された「本紫水晶聖観音菩薩坐像」です。
長崎県は古くから中国との交易の窓口として栄え、多くの中国骨董品が流入してきた歴史があります。特に長崎市や佐世保市には、今でも当時の面影を残す中国風の建築物や庭園が点在しています。そんな歴史ある地で発見されたこの本紫水晶聖観音菩薩坐像は、まさに長崎の歴史と文化を体現する逸品といえるでしょう。
本紫水晶、別名アメジストは、古来より高貴な石として珍重されてきました。その深い紫色は神秘的な雰囲気を醸し出し、特に仏像の素材として用いられる際には、その神聖さがより一層際立ちます。今回の聖観音菩薩坐像も、その美しい紫色の輝きが目を引きます。
聖観音菩薩は、仏教において慈悲の象徴として広く信仰されている菩薩です。この坐像は、穏やかな表情と優美な姿勢で表現されており、見る者に安らぎを与えます。細部にまで丁寧な彫刻が施されており、制作者の卓越した技術が窺えます。
しかし、残念ながらこの像には若干の傷みが見られます。おそらく長い年月を経る中で、取り扱いの際に生じたものと思われます。このような傷みは、美術品や骨董品の価値に影響を与えることがあります。今回の買取価格は40,000円となりましたが、傷みがなければさらに高額での買取が可能だったかもしれません。
中国美術品、特に仏像などの鑑定には、高度な専門知識が必要です。当店のスタッフは、長年の経験と豊富な知識を活かし、このような貴重な品々の価値を正確に見極めています。本紫水晶聖観音菩薩坐像も、その希少性と芸術性から、適切な評価を行うことができました。
長崎県には、このような中国骨董品が眠っている可能性が多分にあります。特に長崎市や佐世保市など、古くから中国との交流が盛んだった地域では、思わぬところに貴重な美術品が残されていることがあります。
しかし、近年増加している一般の片付け業者や不動産会社、葬儀社などが行う遺品整理では、このような専門性の高い美術品の価値を見逃してしまう可能性があります。特に、本紫水晶聖観音菩薩坐像のような繊細な作品は、その価値を正しく理解せずに扱うと、さらなる傷みを招く恐れもあります。
そのため、家の整理や遺品整理を考えておられる方は、まずは美術品・骨董品の専門家に相談することをおすすめします。当店では、出張費や査定料を一切いただいておりませんので、お気軽にご相談いただけます。たとえ買取できる品物がなかったとしても、ご心配なくお問い合わせください。
日本中国美術骨董品アジアアート長崎では、長崎県全域はもちろん、九州一円で出張買取りを承っております。仏像や中国骨董品、その他の美術品など、幅広いジャンルの品々を取り扱っています。
美術品や骨董品には、時として驚くべき価値が隠れています。今回の本紫水晶聖観音菩薩坐像のように、一見すると単なる装飾品のように見えても、実は貴重な中国美術品であることも少なくありません。皆様のお手元にある品々の中にも、長崎の豊かな歴史と文化を物語る宝物が眠っているかもしれません。
私たち日本中国美術骨董品アジアアート長崎は、これからも長崎県の皆様と共に、この地に眠る美術品・骨董品の価値を丁寧に掘り起こし、次世代に伝えていく役割を果たしていきたいと考えています。美術品や骨董品に関することなら、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。皆様の大切な品々と、その品々に込められた歴史を、私たちが丁寧に読み解き、適切に評価いたします。
長崎の街角で、あなたとの出会いを、そして新たな美術品との出会いを心待ちにしています。