ジョルジュ・ルオー 銅版画
【福岡県福岡市中央区買取】
美術骨董品ビジネスの舞台裏:講演会での出会いから信頼関係の構築まで、今回はこのようなテーマでお話しさせていただきます。
こんにちは。「日本中国美術骨董品アジアアート」の専門鑑定士の山本です。今回は、ある講演会での経験と、そこから生まれた感動的な買取事例をご紹介いたします。
魅力的な講演で聴衆を魅了
先日、博多駅近くで定期的に開催されている事業者会で、「骨董品商・美術品商ビジネスについて」というテーマで講演する機会をいただきました。業界の現状を淡々と説明するだけでは、聴衆の皆様に退屈されてしまうと考え、次のような工夫を凝らしました:
1.福岡で実際にあった高額品取引の舞台裏
2.お客様が「高価」と思う品物 vs 骨董商が本当に欲しがる品物
3.お屋敷整理で絶対に見落とさないポイント
これらの話題を、お金にまつわる驚きのエピソードと絡めて、エンターテイメント性たっぷりにお話しさせていただきました。
予想外の反響と新たな出会い
講演後、予定時間を大幅に超過するほど多くのご質問やご相談をいただき、全ての来場者様と名刺交換をさせていただく機会に恵まれました。皆様に楽しんでいただけたようで、ホッとすると同時に、大きな手応えを感じました。
このような集まりへの参加は、思わぬ形で後日の買取査定依頼につながることがあります。特に印象深かったのは、ある方からいただいたご依頼です。
信頼関係から生まれた貴重な出会い
その方は、美術品の買取業者を探していたものの、知らない業者を自宅に招くことへの不安から、長らく決断できずにいたそうです。しかし、私たちの講演を聞いて信頼できると感じ、ようやく一歩を踏み出してくださいました。
ご依頼いただいたのは、ルオーの版画作品コレクションでした。長年、別の美術商に預けていたものを引き上げてこられたとのこと。しかし、全14点あったはずの作品のうち、数点が欠けていたそうです。
時間が経ちすぎて詳細は不明でしたが、このような経験が美術品商や買取業者に対する不信感を生んでいたのだと察しました。そんな中、私たちにお声がけいただけたことを本当に嬉しく思いました。
結びに:信頼こそが美術骨董品ビジネスの要
この経験から、改めて信頼関係の重要性を実感しました。美術骨董品の取引は、単なるモノの売り買いではありません。お客様の大切な思い出や、作品に込められた歴史を守り、次の世代へと繋ぐ重要な役割を担っているのです。
「日本中国美術骨董品アジアアート」は、これからもお客様との信頼関係を大切に、誠実な対応を心がけてまいります。美術品や骨董品について、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。きっと、あなたの大切な品々の新たな物語が始まるはずです。
お問い合わせ先: 日本中国美術骨董品アジアアート 福岡県福岡市中央区大宮2-6-19-1F アリエス平尾2ビル1F TEL: 092-534-8188