宇部市「アジアアート出張お宝鑑定会」開催御礼

拝啓　盛夏の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

この度は「アジアアート出張お宝鑑定会 in 宇部」に多くの皆様にご来場いただき、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。

≪開催概要≫

• 会場：アルク西岐波店 1階入口イベント特設会場（山口県宇部市大字西岐波1560番地1）
• 日程：2024年7月10日～14日（5日間） 午前10:00～午後7:00

文化と産業が融合する宇部市での鑑定会

宇部市は、近代化の歩みと共に発展を遂げながらも、古くからの文化や伝統を大切に守り続けてきた地域です。そんな宇部の地で開催された今回の鑑定会は、まさに新旧の文化が交錯する場となりました。

開催期間中、大雨に見舞われた日もありましたが、多くの皆様にご来場いただき、スタッフ一同、深く感銘を受けました。「このような悪天候の中、ご来場いただき誠にありがとうございます」というスタッフの言葉に、「いいえ、こういった機会は貴重ですから」と笑顔で応えてくださるお客様の姿に、宇部市の皆様の文化への深い関心と温かさを感じました。

宇部の歴史を物語る逸品との出会い

今回の鑑定会では、宇部の歴史や文化を反映する興味深い品々との出会いがありました。

特に印象的だったのは、宇部の炭鉱産業全盛期に使用されていたという、職人の手による精巧な鉱山用ランプでした。その繊細な作りと、長年大切に保管されてきた様子に、宇部の産業の歴史と、それを支えた人々の思いを感じ取ることができました。

また、明治時代に宇部で活躍した陶芸家の作品や、戦前の宇部の風景を描いた絵画なども持ち込まれ、地域の文化的な深みを改めて実感する機会となりました。

現代アートの街・宇部を彩る作品も

宇部市は現代アートの街としても知られており、「UBEビエンナーレ」の開催地としても有名です。今回の鑑定会では、そんな宇部市の特色を反映するかのように、現代アート作品の鑑定依頼も多数ありました。

地元の若手アーティストの作品から、ビエンナーレに出展経験のある作家の作品まで、多様な現代アートに触れる機会となり、宇部市の文化的な豊かさを改めて感じることができました。

名品から日用品まで、多様な「お宝」との出会い

今回の鑑定会では、名品から日用品まで、実に多様な品々をお持ちいただきました。それぞれの品に込められた歴史や思い出に触れ、改めて私どもの仕事の意義を感じることができました。

ご来場いただいた皆様の中には、「祖父の形見なんです」と語りながら大切そうに品物を取り出される方や、「長年蔵の中にしまってあったのですが、もしかしたら価値があるのでは」と期待を込めてお持ちくださる方など、様々な思いを持ってお越しいただきました。そのような皆様の思いに寄り添いながら、一つ一つ丁寧に鑑定させていただいたことは、私どもにとっても大変貴重な経験となりました。

次回の鑑定会に向けて

今回の鑑定会で得られた経験や、皆様からいただいた貴重なご意見を活かし、次回はさらに充実した内容でお客様をお迎えしたいと考えております。宇部市の皆様の期待に応えられるよう、スタッフ一同、準備を重ねてまいります。

次回の開催日程や場所が決まり次第、ホームページや公式SNSなどでお知らせいたします。今回ご来場いただいた皆様はもちろん、都合によりお越しいただけなかった方々にも、ぜひ次回はお越しいただければ幸いです。

出張査定サービスのご案内

鑑定会にご来場いただけなかった方々のために、出張査定サービスも承っております。ご自宅や美術品・骨董品の保管場所へ、無料で専門スタッフが伺わせていただきます。「これって価値があるのかしら」といった些細なご質問でも構いません。お気軽に「アジアアートご相談窓口 0120-773-440」までお問い合わせください。

最後になりましたが、会場をご提供いただきましたアルク西岐波店様、そして悪天候の中ご来場くださいました皆様に、重ねて御礼申し上げます。皆様のご協力により、宇部市の豊かな文化と歴史を肌で感じることのできる、実り多いイベントとなりました。

今後とも「日本中国美術骨董品アジアアート」をどうぞよろしくお願い申し上げます。次回の鑑定会で、また宇部の地でお会いできることを、スタッフ一同心よりお待ちしております。

敬具

≪お問い合わせ先≫
日本中国美術骨董品アジアアート
代表　山本博史
〒810-0013　福岡県福岡市中央区大宮2-6-19　
アリエス平尾第二ビル１階
TEL: 092-534-8188 フリーダイヤル: 0120-773-440