佐賀市での骨董品・美術品買取イベント開催のご報告と御礼

拝啓

盛夏の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

この度は、2024年7月22日から25日までの4日間、佐賀県佐賀市のJR佐賀駅前「コムボックス佐賀駅前」1階にて開催いたしました骨董品・美術品買取イベントに、多くの皆様にご来場いただき、誠にありがとうございました。

当店「日本中国美術骨董品アジアアート」は、福岡県福岡市中央区で10年間営業を続けてまいりましたが、今回改めて佐賀市でのイベント開催となりました。佐賀の地で、多くの方々に温かいご支援とご協力をいただき、大変充実したイベントとなりましたことを心より御礼申し上げます。

佐賀県は、古くから陶磁器の産地として知られる有田や伊万里を擁し、その歴史は400年以上にも及びます。江戸時代には、有田焼や伊万里焼が海外にも輸出され、世界中で珍重されました。今回のイベントでも、こうした佐賀の誇る陶磁器の逸品を多数拝見させていただき、改めてその価値と魅力に感銘を受けました。

また、佐賀藩の旧蔵品である「佐賀錦」や「鍋島緞通」などの織物や、幕末期の洋風絵画の先駆者である佐賀出身の画家・山口長男の作品など、佐賀独自の文化や芸術の深さを感じさせる品々にも出会うことができました。

一方で、現代アートへの関心も高まっているように感じました。特に、佐賀県立美術館で2021年に開催された「SAGA ART PROJECT」

こうした伝統と革新が共存する佐賀の地で、皆様の大切にされてきた品々との出会いは、私どもにとっても大変貴重な経験となりました。美術品や骨董品は、単なる物としての価値だけでなく、その背景にある歴史や文化、そして所有者の方々の思い出や愛着をも包含しています。そのような深い意味を持つ品々と向き合えたことに、改めて感謝の念を覚えます。

最後になりましたが、イベント開催にあたりご協力いただきました「コムボックス佐賀駅前」の関係者の皆様、そして足をお運びいただきました全ての皆様に心より御礼申し上げます。今回の経験を活かし、今後も美術品・骨董品を通じて、文化の継承と新たな価値の創造に貢献してまいる所存です。

今後とも「日本中国美術骨董品アジアアート」をどうぞよろしくお願い申し上げます。

敬具

日本中国美術骨董品アジアアート
代表 山本博史

≪会場≫　
コムボックス佐賀駅前　1階イベント特設会場
佐賀県佐賀市駅前中央1丁目4番17号

≪日程≫
2024年7月22・23・24・25日（4日間）
午前10：00～午後7：00