金の変色を戻す!黒ずんだ18金の輝きを取り戻す方法を解説
大切な18金のアクセサリー、ずっと大切にしたいですよね。
でも、日頃から丁寧に扱っていても、時間が経つと変色してしまい、輝きが失われてしまうことがあります。
「せっかくの18金なのに、黒ずんでしまった。」
「元の輝きを取り戻したいけど、どうすればいいの。」
そんな悩みをお持ちの方へ。
この記事では、18金の変色原因と、変色してしまった場合の適切な対処法を解説します。
18金の変色原因とは?
18金は、美しい輝きを放つ貴金属ですが、空気や汗、皮脂などの影響を受けやすく、変色しやすいという側面も持ち合わせています。
18金の変色は、大きく分けて以下の4つの原因が考えられます。
空気の影響
18金は、空気中の酸素と反応して酸化し、表面が黒ずんでしまうことがあります。
特に、長期間保管していたアクセサリーは、空気中の酸素に触れる機会が多いため、変色しやすいです。
皮脂・汗の影響
汗や皮脂に含まれる成分も、18金の変色を促進する要因となります。
汗や皮脂がアクセサリーに付着すると、酸化反応が促進され、黒ずみや変色を引き起こす場合があります。
間違った保管方法
高温多湿な環境での保管は、18金の酸化を促進し、変色を早める可能性があります。
また、他のアクセサリーと接触させて保管すると、傷がついたり、変色したりする原因となるため注意が必要です。
塩素の影響
塩素は、18金に含まれる銅と反応し、黒ずみや変色を引き起こすことがあります。
そのため、塩素系漂白剤を使用する際には、18金のアクセサリーに触れないよう注意が必要です。
金の変色を戻す方法について解説します!
18金が変色してしまった場合、適切な方法で対処することで、元の輝きを取り戻せる場合があります。
変色の原因別に、具体的な対処法をご紹介します。
硫化による黒ずみ
硫化による黒ずみは、空気中の硫黄成分と反応することで発生します。
硫化による黒ずみは、アルミホイルと重曹を用いることで、比較的簡単に落とせます。
深い容器にアルミホイルを敷き、その上に変色した18金のアクセサリーを置きます。
重曹とお湯を1:3の割合で混ぜ、容器に注ぎます。
アクセサリーが重曹液に浸るようにし、約5分ほど待ちます。
その後、アクセサリーを取り出して水洗いし、柔らかい布で丁寧に拭けば完了です。
塩化による黒ずみ
塩化による黒ずみは、塩素と18金が反応することで発生します。
塩化による黒ずみは、硫化による黒ずみよりも頑固で、自宅での対処が難しい場合があります。
塩化による黒ずみは、専門業者にクリーニングを依頼することをおすすめします。
専門業者であれば、適切な洗浄液や技術を用いて、安全に黒ずみを落とせます。
酸化による赤サビ
酸化による赤サビは、空気中の酸素と反応することで発生します。
酸化による赤サビは、レモン汁や酢を用いることで、落とせます。
レモン汁や酢に、変色した18金のアクセサリーを浸します。
約5分ほど浸したら、アクセサリーを取り出して水洗いし、柔らかい布で丁寧に拭けば完了です。
ただし、レモン汁や酢は、宝石に悪影響を与える可能性があるため、宝石が付いたアクセサリーには使用しないように注意が必要です。
まとめ
この記事では、18金の変色原因と、変色してしまった場合の適切な対処法について解説しました。
18金の変色を防ぐためには、こまめな手入れが重要です。
使用後は、柔らかい布で汗や皮脂を拭き取るようにしましょう。
保管する際は、高温多湿な場所を避け、他のアクセサリーと接触しないようにしましょう。
塩素系漂白剤を使用する際は、18金のアクセサリーに触れないように注意しましょう。
これらのことに注意することで、18金の輝きを長く保てます。
大切な18金のアクセサリーを、これからも美しく輝かせ続けてください。
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