希少価値のある古銭とは?価値を決めるポイントや高く売るコツ
小銭の希少価値を知りたい方や、持っている古銭を高く売りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
ひょっとすると、手元にある古銭が歴史的価値や芸術的価値を持つ貴重な品かもしれません。
この記事では、希少価値のある古銭の価値を決めるポイントや、高額買取のコツについて解説します。
目次
希少価値のある古銭の価値を決めるポイントとは?
古銭の価値は、発行枚数や保存状態、売る時期の景気、サイズなど、さまざまな要素によって決まります。
当時の発行枚数
古銭の価値を決める上で最も重要な要素のひとつに、当時の発行枚数が挙げられます。
発行枚数が少ないほど希少価値が高まり、高額で取引される傾向にあります。
例えば、記念硬貨や限定版の硬貨は、発行枚数が限られているため、コレクターの間で人気が高く、高値で取引されることが多いです。
保存状態
古銭の保存状態は、価値に大きく影響します。
・直射日光による変色
・ 空気に触れることによる酸化
・ 多湿による錆
など、古銭の状態が悪化すると価値が下がってしまいます。
しかし、古銭の価値を損なわないために、自分で洗浄するのは避けましょう。
売る時期の景気
古銭の価値は、売る時期の景気にも左右されます。
好景気の時の方が、古銭の買取価格が高くなる傾向にあります。
これは、景気が良いと人々の購買意欲が高まり、古銭に対する需要も高まるためです。
古銭のサイズ
古銭が金貨の場合、サイズや重量が買取価格に大きく影響します。
金はそれ自体が高額で取引され、金の価値は高騰し続けているため、サイズが大きい金貨は希少価値のある古銭として高額で買い取られることが多いです。
日本における代表的な希少価値のある古銭を紹介
日本には、古来から様々な種類の古銭が流通してきました。
ここでは、日本における代表的な希少価値のある古銭を3つ紹介します。
小判
小判は、江戸時代にかけて徳川家康の命で鋳造された貨幣です。
江戸時代より前の小判には武蔵墨書小判と武蔵墨書小判の2種類があります。
江戸時代以降の小判は、広く流通させることを目的として発行されたため、手書きの墨書きではなく、極印のような手法が採用されました。
古金銀
古金銀は、江戸時代中期から明治時代まで使われていた貨幣です。
古金銀の種類には、一分金(銀)、二分金(銀)、一朱金(銀)、二朱金(銀)などがあります。
穴銭
穴銭は、通貨の中央に穴が開いているお金です。
日本最古の貨幣である和同開珎は穴銭であり、708年に作られました。
江戸時代から明治初期までの約240年もの間使われていた穴銭が、寛永通宝です。
これらの古銭は、歴史的価値や芸術的価値を持つ貴重な品として、コレクターの間で人気が高く、高額で取引されています。
希少価値のある古銭を高く売るための4つのコツ
希少価値のある古銭を高く売るためには、いくつかのコツを押さえる必要があります。
ここでは、古銭を高く売るための4つのコツを紹介します。
カビ防止剤で余計な劣化を防いでおく
古銭を保管する際には、カビ防止剤を使用することで、余計な劣化を防ぐことができます。
カビが生えてしまうと、見た目が悪くなって査定額が下がる原因となるので、定期的にチェックしてカビ防止剤を交換することをおすすめします。
軽く汚れを落としておく
古銭に汚れがついている場合は、軽く落としておくことで価値が上がる可能性があります。
しかし、古銭の表面に傷がつく恐れがあるので、強く擦ったり磨いたりしないように注意が必要です。
記念硬貨・金貨系はケースなどの付属品を揃える
記念硬貨や金貨を売却する際には、ケースなどの付属品を揃えて査定に出すことで高価買取が期待できます。
付属品は、古銭のオリジナリティや保存状態を証明してくれる重要な要素です。
鑑定書があればあわせて査定に出す
古銭を査定に出す際に、鑑定書がある場合は必ず一緒に提出しましょう。
鑑定書は、古銭が本物である証明になるため、査定金額に大きく影響します。
まとめ
この記事では、希少価値のある古銭の価値を決めるポイントや、高額買取のコツについて解説しました。
古銭の価値は、発行枚数や保存状態、売る時期の景気、サイズによって決まります。
また、古銭を高く売るためには、カビ防止剤を使用したり、汚れを落としたり、付属品を揃えたり、鑑定書を提出したり、複数の買取業者で査定金額を比較したりするなどのコツがあります。
当社は、さまざまな骨董品や美術品を幅広く買取しております。
価値がわからない古銭も、専門知識豊富な鑑定士がふさわしい価格で買取いたしますので、ぜひご相談ください。