仏像・仏教美術を高価買取

アジアアートでは「仏像」「仏画」「仏具」などの仏教美術を幅広く買取りしています。
仏教美術の知識が豊富な査定士が査定し、価値に見合った価格を提示。手数料や査定料は無料ですのでお気軽にご相談ください。


インドで誕生し中国を経由して伝来した仏教は、東アジア・東南アジアなどアジア圏を中心に広がりました。
近年は欧米でも仏教の考え方や仏教の世界観に関心を持つ人が増え、仏教とともに発展した仏教美術への需要も高まっています。
なかでも、日本で作られた仏像や仏画、仏具は美術品や工芸品としての質が高いことで評価されており、名工の手による品は高い価値が付きやすくなっています。
一方、仏像は贋作が横行していることから、価値の高そうな仏像は贋作と考えて対応するという業者もいるほどです。
そのため、売却の際は知識や経験が豊富な業者を選ばないと、実際よりも低い価値をつけられてしまう可能性があります。

仏像・仏教美術の買取品目

仏像(立像・坐像)、石彫レリーフ、木彫、鍍金仏、香木仏像、象牙仏像、香炉、花立、燭台、リン、線香差、火舎香炉、柄香炉、数珠、経典、曼荼羅、仏画、仏画掛軸、密教法具など

  • 仏像

  • 曼荼羅

  • 仏画掛軸

仏像・仏教美術の買取事例

    仏像・仏教美術の買取事例

    仏像・仏教美術の代表的な作家

    | 浅野侊陽 | 石田嵩治 | 伊藤真乗 | 今村宗圓 | 今村九十九 | 岩本凌慶 | 宇津野善晃 | 宇野孝光 | 江里康慧 | 江里宗平 | 江場琳黌 | 江場琳觀 | 円空 | 加藤巍山 | 狩野一信 | 金丸悦郎 | 康助 | 康朝 | 佐川定慶 | 須藤光昭 | 成朝 | 関侊雲 | 雪舟 | 先崎宗岑 | 高井琮玄 | 高村光雲 | 長岡和慶 | 中川大幹 | 長田晴鳳 | 長田晴山 | 新納忠之介 | 西村公朝 | 小野寺久幸 | 服部俊慶 | 白隠禅師 | 平野千里 | 福井照明 | 松久宗琳 | 松久朋琳 | 松本明慶 | 松田瑞雲 | 馬渕憲峰 | 溝井康萌 | 明兆 | 向吉悠睦 | 村上湛雲 | 安田明玄 | 籔内佐斗司 | 山崎祥琳 | 山高龍雲 | 大和宗雲 | 由谷俱忘 | 冷泉為恭 | 頼助 | 渡邊勢山 | 渡邉宗雲 | 渡邊載方 | 院派 | 円派 | 慶派 | 善派 |

    仏像・仏教美術の買取ポイント

    仏教美術のジャンルは多岐にわたり、査定を行う際に注目するポイントもジャンルによって異なります。ただし、どのジャンルにおいても重視されるのが「作者」「時代」「希少性」です。
    また、仏像や仏画はどの仏であるかによって査定額が変わります。

    作者

    有名な仏師・絵師・職人、人間国宝や帝室技芸員などが手掛けた仏像、仏画、仏具は価値が付きやすく、品物の状態などによっては高値がつくこともあります。
    また、雪舟や白隠といった禅僧が描いた仏画、円空などの僧が作った仏像も価値が高く、時代などによってはかなりの高額が期待できます。
    また、作者不明の仏具や仏像はどの地域で作られたものかが重視されます。伝統工芸品などであれば高価買取が期待できるでしょう。

    時代

    基本的には古い時代の品ほど骨董的価値が付いて全体的な価値が高くなります。
    ただし、古い品ほど状態が悪いことが多いため古いというだけで高額になるとは限りません。古い品の場合、ある程度の傷や退色は経年劣化として考えられ査定に響かないこともありますが、著しく美観を損ねる場合は買取不可となることもあります。
    また、中国ではたびたび廃仏毀釈行われたため、中国の古い仏教美術品は破損していることも多く、破損していても価値にあまり影響しないこともあります。まずは一度ご相談ください。

    希少性

    古い時代に作られた品は希少性が高いことが多く査定額が高額になりやすい傾向があります。
    また、仏像や仏具は使用している素材の希少性によっても価値が変わります。黒檀、紫檀、白檀、象牙などを使った仏像や仏具は価値が付きやすく、大きさなどによっては高額査定になる可能性があります。
    仏画では曼荼羅や来迎図は希少価性が高く、時代や作者、大きさなどによっては高い価値が付きます。
    チベットや中国、東南アジアの仏教美術品などにも希少性が高い品があります。

    どの仏か

    仏教では、開祖であるゴータマ・シッダルダが悟りを開いて仏になった「釈迦如来」のほか、極楽浄土の教主である「阿弥陀如来」や阿弥陀如来の脇侍としてされることが多い「普賢菩薩」や「観音菩薩」など様々な仏が存在します。
    仏は大きく分けて「如来」「菩薩」「明王」「天」という位に分けられますが、位が高い仏ほど人気も高く、「如来」「菩薩」の仏像や仏画は高い価値が付きやすい一方、「明王」「天」はやや価値が付きにくい傾向があります。
    また、同じ位の仏でも認知度や人気によって需要が変わるため査定額に差が出ることがあります。
    釈迦如来、阿弥陀如来、大日如来、薬師如来、文殊菩薩、普賢菩薩、弥勒菩薩、観音菩薩、不動明王、大黒天など、各宗派の本尊になっている仏や信仰する人が多く認知度の高い仏は値が付きやすくなります。

    このようなお品物でもしっかり価値を鑑定

    他店で断られたお品物でも当社ではしっかりと鑑定・査定いたします

    • 欠け

    • 汚れ

    • 変形

    • サビ

    • シミ

    • 虫食い

    仏像・仏教美術の買取に関するよくある質問

    作者がわからない仏像も買取可能ですか?

    作者不明の仏像、仏画、仏具などもお気軽にご相談ください。専門知識豊富な査定士が一点一点確認し、価値に見合った査定額を提示します。

    状態が悪い品でも買い取ってもらえますか?

    状態が悪い品でも希少性や骨董的価値などによっては高い価値が付くこともあります。また、金や象牙など価値のある素材でできた品は状態が悪くても買取可能なこともありますので、まずはお気軽にご相談ください。

    仏具をまとめて売りたいのですが引き取りに来てもらえますか?

    可能です。絵画や彫刻、陶磁器など仏具や仏教美術以外の品と当時に買取も可能です。一点一点価値を調べて買取させていただきます。

    何という仏様かわからないのですが買取可能ですか?

    なんという仏様かわからないという場合でも、服装や持ち物などから判断することができます。買取可能であるかどうかは状態などによるため、まずはお気軽にご相談ください。

    仏像・仏教美術の特徴

    仏教は現在のネパールの都市ルンビニに生まれたゴータマ・シッダルダ(釈迦・仏陀)が開いた宗教で、インドのブッダガヤを起点や中国や朝鮮半島を経由して日本にもたらされました。
    飛鳥時代に日本に伝わった仏教は国家に保護・奨励されて急速に広まり、各地に寺院が次々と建設されます。
    仏教と同時に紙や墨、工芸技法なども伝わり、日本では様々な美術品や工芸品が作られるようになると、身近な場所に仏像を置きたい、仏を礼拝したいという思いから仏像や仏画も作られるようになり、仏教儀式に使用する仏具なども作られるようになりました。

    平安時代に入ると空海が真言宗を、最澄が天台宗をそれぞれ唐から持ち帰りました。
    真言宗と天台宗は当時の朝廷や貴族社会に受け入れられましたが、厳しい戒律の中に身を置いて修行や瞑想などを実践したものにしか教えを伝えてはならないとされているため、出家できない人々はどれほど信仰が篤くても救われないという問題がありました。
    このような背景から、勢力を増した武士や農民の間で出家をしない在家信者でも救いにあずかれる仏教が求められ、それに応じるように「鎌倉仏教」と呼ばれる浄土宗、浄土真宗、時宗、日蓮宗、臨済宗、曹洞宗が生まれ、武士や農民、公家などの間に広まっていきます。
    鎌倉仏教は日本の文化に様々な影響をもたらしましたが、なかでも栄西を開祖とする臨済宗は日本の喫茶文化と深く結びついており、茶の湯・侘び茶へと発展しました。

    仏像

    仏教美術を代表する仏像は、インド西北部のガンダーラ地方か中インド北部のマトゥラーのどちらかで作られ始めたといわれています。
    ガンダーラ地方で作られた仏像は「ガンダーラ仏」と呼ばれます。ギリシャ・ローマの彫刻の影響を強く受けており、写実的で立体感がある均整の取れた体つきやゆったりした衣服、西洋人のように見える彫が深くて鼻筋の高い顔が特徴です。
    一方、マトゥラーでは伝統的なインド的な美意識の感じられる仏像が作られました。横芳賀のあるがっしりとした体つきと張った顎などガンダーラ仏に比べると全体的にどっしりとした印象です。また、裸体に線を彫って服のひだを表現するなど、ガンダーラ仏とは異なる表現方法が使われています。
    ガンダーラ仏やマトゥラー仏は主に石で作られていますが、日本に伝わるまでの医師以外の素材でも作られるようになっただけではなく、その表情や様式なども様々に変化しました。日本では木で作られるほか、漆を接着剤にして作る張り子のような「乾漆」や青銅などで作られました。
    また、象牙で作られた仏像もあります。象牙の仏像は素材の希少価値が高いため小さな仏像でも高値がつくことがあります。
    日本では仏像作りを職とする「仏師」が古くから活躍しており、有名な仏師が手掛けた仏像は高い価値が付きます。人間国宝や帝室技芸員に認定された彫刻家などが手掛けた品も高価買取が期待できます。

    仏画

    仏画には、仏教の世界観や逸話をモチーフとした絵画作品、仏像代わりに拝んだり儀式の際に飾ったりする信仰対象としての作品などがあります。
    絵画作品としての仏画は、文字が読めない人に仏の教えを伝える目的などに使用されました。仏だけではなく周囲の風景や動物などが描かれており、玉虫厨子に描かれた「捨身飼虎図」のように異時同図法を使ったストーリー性のある作品なども存在します。
    信仰対象としての作品は、仏の姿のみが描かれていることが多く、背景は描かれていないか浄土や須弥山といった仏教的な聖地の風景が描かれています。 一般家庭などで仏像代わりに使用する仏画の場合は仏の姿が単身で描かれることが多いですが、儀式的な場面に使用したり飾ったりする作品は「来迎図」や「曼荼羅」のように複数の仏の姿が描かれているものもあります。
    また、仏の姿ではなく達磨大師や空海や親鸞など、高僧や各宗派の開祖の姿を描いた作品も仏画として扱われます。
    仏画は日本で描かれたほか、中国やチベットなどでも描かれています。チベットの仏画である「タンカ」は人気があり、時代物の作品であれば高い価値が付くこともあります。

    仏具

    香炉や花立、燭台、リンなどの仏具は漆芸や彫金などの技術が用いられており、工芸品や美術品として価値が付く品もあります。
    また、金や銀、黒檀など価値が使用されている品は美術工芸品や骨董品としての価値が低くても高額になることがあります。
    仏壇を飾る仏具のほか、金剛杵や金剛鈴といった密教法具、柄香炉、数珠なども仏具として買取れることが多いので、一度ご相談ください。


    骨董品買取の特徴

    お客様が安心してご利用いただける買取店を目指しております

    経験豊富な鑑定士が骨董品を査定

    骨董品の中には専門知識がないと価値に見合った査定をすることが難しい品があります。アジアアートギャラリーでは幅広いジャンルの知識が豊富な鑑定士が価値に見合った査定をいたします。

    鑑定・査定後のキャンセルも可

    査定額にご納得いただけなかった場合はキャンセルして頂いても構いません。キャンセル料などを請求する事も一切ございませんので、お気軽に出張買取をご利用ください。

    種類や量を問わず鑑定・買取いたします

    倉庫や蔵から出てきた骨董品や、先代がコレクションしていた絵画など、年代や価値がわからないお品も一つずつ丁寧に鑑定させていただきます。

    出張費や鑑定料などの手数料完全無料

    出張にかかる費用や鑑定・査定等の手数料もいっさいいただき査定額にご納得いただいた場合には、その場で現金でお支払いいたします。

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