短刀 十一代会津兼定 寸延短刀

相州伝を狙った素晴らしい出来栄えの一振り
十一代会津兼定(和泉守兼定)の寸延短刀をお買取しました。新撰組の土方歳三の愛刀として、また最近では、刀剣乱舞で『刀剣女子』といわれる若い世代の女性の間でも知名度抜群の新々刀の名工、 十一代兼定の寸延短刀です。身幅、重ねともにガッシリ堂々とした姿をして、刃の働きも匂、沸、足、金筋、砂流しと兼定が得意とする相州伝を狙った素晴らしい出来栄えの一振りです。

「兼定」の銘
十一代兼定は、天保八年生〜明治三十六年没。幼名を友弥、嘉永年間に会津藩に仕え「兼元」と銘を切り、文久年間に上京して和泉守を受領し「兼定」と改名しています。「兼定」の銘は室町時代の文明年間、美濃国の初代「兼定」から12代に渡り続き、特に和泉守を受領した二代兼定と十一代兼定が良く知られています。

通称『之定』保存刀剣鑑定書
この短刀には、財団法人日本美術刀剣保存協会の保存刀剣鑑定書がついており、銘文も二代と十一代だけが使用した『定』の字の中が『之』となる、通称『之定』となっています。数ある日本刀のなかでも新々刀ながら歴史を感じさせてくれる雰囲気を持った魅力ある一振りです。