アジアアートでは「太刀」「打刀」「脇差」「刀装具」など、刀剣・刀装具を幅広く買取しています。
刀剣・刀装具の専門知識豊富な鑑定士が査定し、価値に見合った査定額を提示。査定料など手数料は全て無料ですので、お気軽にご相談ください。
日本の美意識を強く反映した「武士の魂」とも呼ばれていた日本刀は、いまでもその精巧な造りや美しさが高く評価されており、現在は美術工芸品として世界中から高い人気があります。
また近年は、ゲームやアニメの影響で日本刀への興味や関心が高まり、刀剣の展示が多くの人でにぎわうなど「刀剣ブーム」が起こっており、日本刀の需要が増え比較的高い値段で売却しやすい状況となっています。
また、目貫、ツバなどの刀装具はコレクションとしての需要があり、刀装具の実でも高い価値が付くことがあります。
太刀、大太刀、打刀、脇差、短刀、薙刀、長巻、槍、目貫、小柄、柄、鞘、下緒、ツバ
刀
短刀
刀装具
| 貞次 | 恒次 | 守次 |
| 有国 | 国清 | 国綱 | 国友 | 国安 | 国吉 | 則国 | 久国 | 吉光(藤四郎吉光) |
| 吉平 | 則宗 | 信房 | 則包 | 宗吉 | 助房 |
| 之定 | 和泉守兼定 |
| 友成 | 包平 | 正恒 | 助平 | 高平 | 遠近 | 助包 | 助秀 | 信房 |
| 三条宗近 | 三条吉家 |
| 国行 | 国俊 |
| 光忠 | 長光 |
| 大原安綱 | 大原真守 | 備前三郎国宗 | 相州行光 | 豊後行平 | 新藤五国光 | 五条兼永 | 畠田守家 | 当麻国行 | 番鍛冶吉房 | 水心志正秀 | 源清麿 | 高橋貞次 | 宮入行平 | 月山貞一 | 隅谷正峯 | 大隅俊平 | 天田昭次 | 南海太郎朝尊 | 左文字源慶 | 宮本包則 | 今泉俊光 | 河内國平 | 尾川兼國 | 川島忠善 | 月山貞利 | 谷川盛吉 | 上林恒平 | 山口清房 | 大野義光 | 高橋次平 | 宗勉 | 三上貞直 | 宮入法廣 | 榎本貞吉 | 宮入小左衛門行平 | 大久保和平 | 吉原義一 | 宗昌親 | 古川清行 | 尾川兼國 | 松田次泰 | 松葉國正 | 久保善博 | 高見國一 | 八鍬靖武 |
長運斎是俊
河内守国助(二代)
伝会津二代三好政長
刀剣の買取価格は「作者・格」「状態」「年代」などによって決まります。
日本刀は1815年に公儀介錯人の山田浅右衛門によって切れ味ごとの格付けがされています。もっとも格の高い「最上大業物」から「大業物」「良業物」「業物」「なまくら」まであり、格が高いほど価値が高く買取額も高くなります。
また、有名な刀工・作者の品は需要が高いため値が付きやすく査定額も高くなります。作者は銘や刀身の色や模様などから判断しますが、何らかの理由で銘がない場合は作風で判断します。
銘がある品や鑑定書がついている品は高い価値が付きやすくなりますが、無銘の品でもその作風から有名な刀工の作であると判断された場合や、格の高い品、出来が良い品であれば高値が期待できます。
刀身に錆びや傷などがなく、刀装もすべてそろっているなど状態が良い品は、状態が悪い品よりも査定額が高くなる傾向があります。しかし、状態が悪くても作者や格、作られた時代によっては高い価値が付くこともあります。
基本的には古い時代の品ほど高い価値が付きます。
日本刀は刀工や地域によって作風が異なるだけではなく、時代によっても切っ先の形状や焼き入れ模様、刀身の反りなどに違いがあります。銘や鑑定書で確認するだけではなく、刀剣の特徴によって時代を鑑定し、その価値に見合った価格を提示します。
また、刀剣の種類によっても値段が変わります。小脇差や短刀など短い刀剣は太刀や打刀に比べると買取価格が安くなります。刀装具は「時代」「状態」「出来栄え」が大きく影響します。
日本刀の価値は様々な要素によって決まるため、専門的な知識や経験を持っていないと正確に見極めることができません。売却を検討するときは日本刀の取り扱い実績などを参考に売却先を選ぶとよいでしょう。
このようなお品物でもしっかり価値を鑑定
他店で断られたお品物でも当社ではしっかりと鑑定・査定いたします
欠け
汚れ
変形
サビ
シミ
虫食い
「銃砲刀剣類登録証」はで美術品もしくは骨董品として価値がある刀剣や火縄銃などに対して発行されるものです。
日本では銃刀法で刃渡り15cm以上の刀剣類を所持できない決まりになっていますが、「銃砲刀剣類登録」をした場合は例外的に所有することが認められています。
「銃砲刀剣類登録証」がついていない刀剣は売買が禁止されています。
登録証がない場合は再発行を依頼する必要がありますが、登録が行われていない場合は売却前に銃砲刀剣類登録を行う必要があります。
まずは所轄の警察署に連絡して「刀剣類発見届」を提出した後、都道府県の教育委員会が行う登録審査会を受けると登録が完了します。
ただし、審査を受ければ必ず登録できるとは限りません。
また、登録には費用がかかりますので、売却のために銃砲刀剣類登録を行う場合は登録する価値があるかを判断する必要があります。
なお、登録証が必要なのは真剣の場合です。模造刀や竹光はそもそも登録ができないため、登録証がなくても売買は可能です。
状態が悪い日本刀も買取可能です。
刀の手入れは専門的な道具や知識がないと難しいため、手入れをしようとしてかえって状態を悪くしてしまったり、ケガをしたりする可能性がありますのでそのままの状態で査定に出してください。
贋作や無銘の刀であっても本物の日本刀であれば価値が認められることが多く、状態や出来栄えなどによっては高値がつく可能性もあります。
また、竹光は時代劇の小道具などとして需要があるほか、鞘や鍔といった刀装具に価値がつくこともあります。
買取可能か、どの程度価値があるかは鑑定をしないと判断できませんので、まずはお気軽にご相談ください。
「日本刀」は日本の伝統的な製造法で作られた刀剣類のことです。
硬さとしなやかさを備え、鋭い切れ味で広く知られている日本刀は、平安時代ごろから存在していました。
日本における刀剣の歴史は古く、縄文時代には石の剣が、弥生時代には青銅で剣、古墳時代には鉄の剣が作られていました。
これらの古い時代の刀剣は大陸から伝わったといわれる刀剣で、日本刀とは異なり両刃となっているのが特徴です。
古墳時代から片刃の剣も作られるようになり、飛鳥時代や奈良時代は反りのない片刃の直刀が一般的となりました。聖徳太子の守り刀として知られる「七星剣」が有名ですが、同じ様式の剣が中国にも残っています。
平安時代に入ると武家が徐々に力を持ち始め、刀剣も儀礼用から実用品としての性質を帯び始めます。七星剣をはじめとした片刃の直刀は抜きにくいため刀身には「反り」がつけられ、実戦に耐えられる頑丈さと鋭い切れ味を備えられるよう、質が異なる鋼を一つに組み合わせて作られ、やがて日本独自の「太刀」が誕生します。
一般的に「日本刀」と呼ばれるのは太刀以降の刀で、太刀以前の刀剣は日本で作られた品でも日本刀とは言いません。
平安時代、南北朝時代、鎌倉時代の戦は、主に屋外で行われていました。馬に乗ったまま戦うことも多かったため太刀は長大なものが多く、太刀よりもさらに長い「大太刀」も登場しました。大太刀は神社に奉納するために作られ、実戦に用いられることはあまりなかったともいわれますが、熱田神宮が所有する全長3m、重量4.5㎏の大太刀「太郎太刀」は細かい傷や刃こぼれの跡が残っており、実戦に用いられた大太刀も存在していたことがわかります。
室町時代頃からは屋内での戦いが増え、馬に乗った状態での戦闘も減ったことから長い太刀は扱いづらくなり、屋内でも扱いやすいよう刀身が短くなっただけではなく、腰から紐でぶら下げる持ち方から帯にさして持ち運ぶスタイルに変化。「日本刀」と聞いて多くの人がイメージする「打刀」誕生します。
これ以降、太刀は武器として使われることは激減しますが、「摺り上げ」によって刀身を短くして打刀に作り替えられたり、儀礼刀として使われ続けたりするようになります。
打刀をはじめとした日本刀は時代によって長さなどを変化えながらも明治時代に入るまで使われ続けました。
太平の世になった江戸時代はステイタスシンボル的な存在として扱われており、目貫やツバなどの刀装具に凝った品が多くみられます。太刀を模した「太刀拵」の刀なども登場します。
また、刀の材質は産地などによって質が異なっていましたが慶長年間に全国で均一化されます。これにより慶長以降の刀は「新刀」と呼ばれ、それ以前の刀を「古刀」、太刀登場以前の直刀は「上古刀」と呼びます。さらに、動乱の幕末期には江戸時代以前の古刀を模範とした実戦的な刀として「新々刀」が作られました。
明治維新後の廃刀令により日本刀は歴史の表舞台から姿を消しますが、廃刀令で禁じられたのは「帯刀」のみで、製造や所持自体は禁じられておらず、日本刀の歴史は途絶えることなく続きました。現在は都道府県公安委員会の許可を受けたうえであれば美術品として所持することが可能になっています。
日本刀はその様式などによって「太刀」「打刀」「脇差」「短刀」に分けることができます。
「太刀」は平安時代から室町時代頃まで使われていた日本刀です。刃が下向きになる状態で腰から紐で提げて持つ(佩く)ことが特徴です。天下五剣といわれる「三日月宗近」「童子切安綱」「鬼丸國綱」「大典太光世」「数珠丸恒次」は全て太刀です。
「打刀」は室町時代以降に使われた日本刀です。刃が上向きになる状態で帯にさして持つ点が太刀と大きく異なります。時代になどによって異なりますが、刃の長さは2尺1寸(63.6cm)程です。国宝の「亀甲貞宗」「へし切長谷部」は打刀です。打刀の歴史は非常に長いため、国宝に指定されていない名刀も数多く存在します。
「脇差」は太刀や打刀と一緒に持つ補助武器で、主力武器である太刀や打刀を「本差」と呼ぶのに対し、脇差と呼ぶようになりました。
脇差は短い打刀のような見た目をしていますが、打刀についている「小柄」「笄(こうがい)」といった闘争がついていないのが特徴です。刃の長さは30cm以上60cm未満程度で、長さによって「小脇差」「中脇差」「大脇差」に分けられます。
脇差は使われなくなった薙刀から作られることもあり、徳川美術館が所蔵する「鯰尾藤四郎」や豊国神社が所有する「骨喰藤四郎」は薙刀直しの脇差です。
打刀は武士しか所持できない決まりでしたが、脇差は庶民が旅をするときに「道中差」として携行することが許されていたため、江戸時代には多く作られていました。
「短刀」はツバがついていない刃渡り30cm未満の刀で、接近戦用の武器として使われただけではなく、女性が護身用に持ったり、子供が生まれたときに「守り刀」として作られたりしました。守り刀の風習は、現在も通夜や葬儀の際に遺体の胸に短刀を置くという形で残されています。
国宝の「厚藤四郎」や「後藤藤四郎」、皇室の御物である「平野藤四郎」などが有名です。
日本刀の刀身以外のパーツや付属品を刀装または刀装具と呼びます。
種類が多く様々な素材で作られていますが、柄に付けられる「ツバ」、刀身と柄を固定する目釘を飾る「目貫」は工芸的に優れた品が多く、小さくて収集しやすいことからコレクターが数多く存在します。
お客様が安心してご利用いただける買取店を目指しております
骨董品の中には専門知識がないと価値に見合った査定をすることが難しい品があります。アジアアートギャラリーでは幅広いジャンルの知識が豊富な鑑定士が価値に見合った査定をいたします。
査定額にご納得いただけなかった場合はキャンセルして頂いても構いません。キャンセル料などを請求する事も一切ございませんので、お気軽に出張買取をご利用ください。
倉庫や蔵から出てきた骨董品や、先代がコレクションしていた絵画など、年代や価値がわからないお品も一つずつ丁寧に鑑定させていただきます。
出張にかかる費用や鑑定・査定等の手数料もいっさいいただき査定額にご納得いただいた場合には、その場で現金でお支払いいたします。
店舗買取・出張買取の
ご依頼はこちら
作家名や価値が不明な骨董品・美術品でも、
まずはお気軽にご相談ください。
営業時間
10:00~19:00(年中無休)