中国家具を高価買取

アジアアートでは「飾り棚・茶棚」「円卓・丸座机」「高卓・花台」「座卓・座机」など、中国家具を幅広く買取しています。
中国家具の専門知識な査定士が鑑定を行い、価値に見合った価格で査定額を提示、査定料など手数料は全て無料ですので、売却をお考えの方はぜひご相談ください。


中国の優れた工芸品は古くから世界を魅了し、現在でも中国の骨董品や美術品は高い評価と価値が付いています。
また、近年は「武則天」や「陳情令」といった古代中国をモデルとしたドラマ作品がヒットした影響でその舞台に登場する中国家具への注目が高まっており、日本人の購入希望者が増えているだけではなく、中国から日本に渡った中国家具を中国人が買い戻すといった現象も起きています。
工芸品として優れているだけではなく希少性も高めのヴィンテージやアンティークの中国家具は思わぬ高値になることがあります。売却をするなら、今がまさに「売り時」です。

中国家具の買取品目

飾り棚、茶棚、円卓、高卓、花台、座卓、椅子、鏡、スクリーン、屏風、ベンチ、机と椅子のセットなど

  • 古代家具

  • 円卓

  • 屏風

中国家具の買取ポイント

中国家具の価値は様々な要素で決まりますが、「年代」「状態」「市場での人気」は査定額を決める大きなポイントとなります。

年代

中国の家具は度重なる戦乱などで多くが焼失・破壊により失われているため、時代が古いほど現存数が少なく骨董的価値、希少価値が高くなります。そのため、作られた年代が古い家具ほど高い価値が付く傾向があります。
また、手工芸の技術が発展した明清時代の家具は装飾性の高さや美しさから高く評価されており、査定額が高額になることが少なくありません。

状態

傷や変色がなくきれいな状態の品は価値が付きやすく、査定額もアップします。
ただし、年代物の家具の場合はある程度の傷は経年劣化として考えられ、査定に影響しないこともあります。
また、一部の木材は使い込むことで色が変わり、それが「味」として好まれることもあります。
装飾部分が大きく欠けている、テーブルの脚が折れているというような明確な破損や汚損でない限り、見た目では判断できないことも多いので状態が悪く見える品でも査定に出してみるとよいでしょう。

市場での人気

家具は頻繁に買い替えることが少ないため市場に出回る数が少ないうえ、大きくてコレクションしにくいという性質からほかの工芸品や骨董品に比べると全体的な需要は少ない一方で特定の時代や傾向の品に需要が集中しやすいことから、市場で人気のあるジャンルの品は需要過多で価格が高くなる傾向があります。
貴重な唐木を使用した明清時代の家具、とりわけ、彫刻などの装飾が精緻で美麗な清式家具は人気が高いため状態によってはかなりの高額が期待できます。
また、明式家具や清式家具の伝統にのっとって作られた近現代の家具も人気があり、比較的値が付きやすくなっています。
中国家具への注目が高まり、中国人による買戻しも行われている現在は需要と供給のバランスから高値がつきやすくなっています。

このようなお品物でもしっかり価値を鑑定

他店で断られたお品物でも当社ではしっかりと鑑定・査定いたします

  • 欠け

  • 汚れ

  • 変形

  • サビ

  • シミ

  • 虫食い

中国家具の買取に関するよくある質問

古い家具以外も買取可能ですか?

ヴィンテージやアンティーク以外のデザイナーズ家具も買取いたします。
ただし、どの程度の価値が付くか、買取可能であるかどうかは状態や内容などによって変わります。また、大量生産品は買取できないこともありますので、まずは一度ご相談ください。

時代や素材が不明なのですが査定してもらえますか?

時代や素材が不明な中国家具も査定します。
また、中国家具以外の家具や中国家具以外の品も買い取っていますので、まとめて査定に出してください。一点一点鑑定を行い、価値に見合った額で買い取らせていただきます。

使用感や傷がある家具も買取可能ですか?

家具は実用品であるため、時代がたったものは使用感が出るのが普通です。また、使用中に傷が付いたり破損したり汚れが付いたりすることもあります。
美観を大きく損ねるほど破損していたり実用不可能な状態になっていたりすると価値が大きく下がってしまいますが、年代物の家具の場合はある程度の小傷や変色は経年劣化とみなし、査定に影響しないこともあります。
また、価値の高い家具の場合は状態が悪い品でも高額買取になることがあります。まずはお気軽にご相談ください。

セットがそろっていなくても買取可能ですか?

椅子とテーブルのセットなど、複数の家具が一そろいになっている場合は全てそろっていると高額になる可能性が高いですが、すべてそろっていない場合や「椅子のみ」「テーブルのみ」といった単体でも買取可能です。
また、テーブルと椅子四脚のセットで椅子が一脚破損しているという場合、破損している椅子もあわせて査定に出してください。

壊れた家具は補修してから査定に出した方がよいですか?

古い中国家具に使われている紫檀や黒檀は硬くて加工しづらい素材であるため、知識や技術、道具などがない状態で補修しようとするとかえって状態を悪くする可能性があります。ほかの素材でも、大きく価値を損ねる可能性があるので自己補修はしないでください。
また、骨董品は「作られた時代のまま」であるほど価値が高く、補修された品は価値が低くなります。プロによる補修を依頼した場合、補修費用の方が高くついてしまうということもありますので、補修を行わずそのまま査定に出すとよいでしょう。

大きくて持っていくことができないのですが引き取りに来てもらえますか?

出張査定・出張買取にも対応しており、運び出し作業も対応しております。大型家具やマンションの上階で搬出が難しい場合などは事前にご相談ください。

中国家具の特徴

長い歴史と広大な土地を持つ中国は多くの民族が国を建て、覇権をめぐる争いを繰り返してきました。
最初の中華統一を行った秦の始皇帝の死後再び分裂し、隋として再統一、唐の時代に入って豊かな文化が形成されるも滅亡、再び分裂を起こしただけではなくモンゴル帝国の侵攻も受けさらに混乱した状態となります。
そんななか、漢王朝滅亡後は被支配者となっていた漢民族の朱元璋が1368年に南京で皇帝に即位し明を建国。モンゴル帝国の打ち立てた元王朝を攻撃し、元政府をモンゴル高原まで撤退させることに成功しました。
元の争いはその後もしばらく続くことになりますが、明は万里の長城以南の地域を統一します。

明式家具

明は元から交易ルートや染付、赤絵といった陶磁器の技術など数多くのものを引き継いだだけではなく、明の建国以前から繫栄していた江南地域で発達した美術工芸の技術も持っていたことから手工業が活性化し、名品と呼ばれる工芸品が数多く作られました。
北京に世界最大の宮殿である紫禁城が築かれた時代でもある明は中国家具の最盛期といわれており、15世紀から17世紀にかけて製作された家具は「明式家具」と呼ばれています。
質の良い木材を使って作られた明式家具は、高い技術で精緻な彫刻が施されているものの華美ではなく、すっきりとした気品に溢れています。
シンプルでありながら美しい明式家具は「古き良き中国」を思わせることから大変人気があり、中国はもちろん世界中にコレクターが存在します。

清式家具

17世紀初頭の明の時代、北方の満州で女真族が力を強め、1616年にヌルハチが後金を建国。1644年、経済不安や農民の反乱などで明が滅んだあとの北京に、反乱を主導した李自成を逆賊として討伐するという形で満州族が入り、北京を首都とする清国が出来上がります。
中国では古くから「王朝の交代は、王朝が得を失い天が見切りをつけたために起こる」という「易姓革命」の思想があり、新たな王朝は自身が「点から選ばれた新たな王朝である」と示すため、前王朝の文化財などを破壊することが行われていました。
しかし、清は明の文化や制度を破壊せず引き継ぎます。これは、少数の満州族が圧倒的多数の漢民族を支配するためには「明の後継国である」という形をとることが理想的であったからではないかといわれています。
いずれにせよ、明の文化は清に引き継がれ、明の時代に活性化した手工業はさらに盛んとなり、18世紀から清代末期にかけて装飾的で美しい「清式家具」が作られるようになります。
明の時代よりも国際貿易が盛んで工芸技術も発達した清時代の家具は、様々な紋様・装飾・図案を組み合わされた複雑な装飾が特徴です。
明式家具はすっきりとした落ち着きのある風情が感じられますが、清式家具は技巧的で華やかな印象があり、中国趣味の美術様式を意味する「シノワズリ」を感じられることで人気があります。

中国家具の特徴

中国家具の最盛期は明と清であるといわれており、明清時代以降の家具は明式や清式の伝統を踏襲して作られています。明と清の家具はその見た目の特徴が異なりますが、いずれの時代の家具も木に彫刻を施すほか、貝を使った象嵌や螺鈿、模様や色が美しい石や象牙、動物の角といった素材で飾られていることが特徴です。
彫刻は中国家具の基本ともいえる装飾で、龍・鳳凰・麟麟といった瑞獣、図案化した草花や雲、中国の伝統模様などが、浮き彫り・隠し彫り・装飾彫りといった様々な技法で表現されています。

木材

明清時代の中国家具には、日本では「唐木」と呼ばれて珍重されている花梨、白酸枝、紅酸枝、紫檀、黒檀などの高級木材が使われています。現在、唐木の多くがワシントン条約で伐採や取引が規制されているため、明清時代の家具は素材だけでも高い価値が付くことがあります。

アジアアートではでは紫檀や黒檀、花梨などの唐木で作られた中国家具はもちろん、ケヤキやニレの中国家具も買取っています。
座卓や飾り棚、スクリーンや屏風、椅子、照明など幅広いジャンルを対象としているだけではなく、傷や汚れがある状態の悪い家具でも状態や内容によっては買取っています。
ヴィンテージやアンティークの中国家具の売却を検討している方はお気軽にご相談ください。

骨董品買取の特徴

お客様が安心してご利用いただける買取店を目指しております

経験豊富な鑑定士が骨董品を査定

骨董品の中には専門知識がないと価値に見合った査定をすることが難しい品があります。アジアアートギャラリーでは幅広いジャンルの知識が豊富な鑑定士が価値に見合った査定をいたします。

鑑定・査定後のキャンセルも可

査定額にご納得いただけなかった場合はキャンセルして頂いても構いません。キャンセル料などを請求する事も一切ございませんので、お気軽に出張買取をご利用ください。

種類や量を問わず鑑定・買取いたします

倉庫や蔵から出てきた骨董品や、先代がコレクションしていた絵画など、年代や価値がわからないお品も一つずつ丁寧に鑑定させていただきます。

出張費や鑑定料などの手数料完全無料

出張にかかる費用や鑑定・査定等の手数料もいっさいいただき査定額にご納得いただいた場合には、その場で現金でお支払いいたします。

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