現代アートを高価買取

アジアアートでは現代アート・美術品を幅広く買取しています。
特に、「草間彌生」「奈良美智」「村上隆」「キース・へリング」「アンディ・ウォーホル」など近・現代の美術史に影響を与えている画家や既成概念に挑戦している画家の作品など、積極的に評価しています。
査定料など手数料は全て無料ですので、買取価格や価値だけ知りたいというだけの場合でもお気軽にご相談ください。


2018年、オークションで104万ポンドの値が付いたバンクシーの絵画が落札直後にシュレッダーにかけられる「シュレッダー事件」をはじめ、そのパフォーマンスやセンセーショナルな内容から物議をかもすことも多い現代アートは、従来の美術・芸術という枠にとらわれない自由さが好まれ、比較的手ごろな価格で入手できることからもファンが多いジャンルです。
また、新進気鋭の若手作家が何らかの理由で一躍有名人となって作品の価値が跳ね上がることもあるため現代アート作品は投資対象としても取引されており、作家によっては常に高い需要があります。

現代アートの買取品目

油絵、アクリル画、シルクスクリーン、リトグラフ、彫刻、オブジェ

  • 油絵

  • 彫刻

  • オブジェ

現代アートの代表的な作家

| 会田誠 | アンディ・ウォーホル | 井田幸昌 | 岡本太郎 | カウズ | キース・へリング | KYNE | 草間彌生 | 篠田桃紅 | 白髪一雄 | 杉本博司 | 瀧下和之 | ダミアン・ハースト | 奈良美智 | バスキア | 村上隆 | 山口長男 | リー・ウーハン | リチャード・ハミルトン | ロイ・リキテンスタイン | ロッカクアヤコ |

  • 白髪一雄

  • 奈良美智

  • ロッカクアヤコ

今注目の現代アート作家
24人のまとめ

現代アートの買取ポイント

現代アート作品は既存の表現や概念にとらわれない作品が多いため評価することは難しく、また作者が現在も活動中であることが多いため市場での価格が変動しやすいという特徴があります。そのため、査定の際はその日の時点での市場評価額を元に買取価格を決定しています。

作者

現代アートを含め、美術品・芸術品は作者が誰であるかが重視されます。
なかでも現代アートは骨董的な価値がつかないため、作者の知名度や人気で価値が決まるといっても過言ではありません。
そういった意味では、近年の作家よりも長く活動している作家の方が高額になりやすいといえます。
アンディ・ウォーホルやキース・へリング、草間彌生、岡本太郎などの有名作家であれば高額査定が期待できます。

市場での人気

現代アート作品においては市場での人気・需要が評価額に大きく影響します。
特に、現在活動中の現代アート作家は時代の流れや世界的な出来事・トレンドなどをきっかけに注目を集め、市場価値が跳ね上がることも珍しくありません。
例えば、「シュレッダー事件」で一躍有名になったバンクシーは、大手オークションハウスに作品が出始めたころは150万円から作品が買えたといわれていますが、現在は数千万円の価値がつき、作品によっては億単位の価値がつきます。
また、活動期間が長い作家やすでに亡くなっている作家の作品は人気が安定しているため変動がしにくい傾向がありますが、回顧展開催やメディア掲載などがきっかけで人気が高まり、価値が上がることがあります。
現代アート作品を高く売るなら、世界的なトレンド、ニュースを把握し、市場での人気・相場を意識した「売りどき」を見極めて売却するとよいでしょう。

状態

投資目的で売買されることも多い現代アート作品ですが、美術品や芸術品は鑑賞して楽しむものです。
そのため、現代アート作品においても状態の良さは非常に重要なポイントとなり、保存状態が悪く汚れやしみ、破損などが見られる場合は査定額が下がる可能性があるだけではなく、状態によっては買取できないこともあります。
現代アートを保管するときは、直射日光が当たらない風通しの良い場所を選び、作品を日焼けや色あせ、カビなどから守りましょう。
また、額に入った状態の作品は額から出さず、寝かせるのではなく立てて保管しましょう。

付属品の有無

額、保証書、鑑定書、箱などの付属品がついている作品は一緒に査定に出しましょう。
特に、鑑定書は作品が本物であることの証明となります。有名作家の作品は贋作が多いため、信頼できる機関が発行した鑑定書がついていると査定額アップが期待できます。

このようなお品物でもしっかり価値を鑑定

他店で断られたお品物でも当社ではしっかりと鑑定・査定いたします

  • 欠け

  • 汚れ

  • 変形

  • サビ

  • シミ

  • 虫食い

現代アートの買取に関するよくある質問

本物かどうかわからない作品も見てもらえますか?

本物かどうかわからない作品もお気軽にご相談ください。サインの描き方やタッチを見てプロの査定士が鑑定を行います。サインのない作品も鑑定いたします。

額装されていない作品でも買取可能ですか?

額のない作品でも買取可能です。ただし、額装されている品に比べると査定額が下がることがあります。
額に入っていない状態の作品は傷がつきやすいため、作品とセットになっている額がある場合は額装することをおすすめします。また、何らかの理由で一時的に額から外している場合は額も一緒に査定に出してください。

シルクスクリーンやリトグラフも買取可能ですか?

シルクスクリーンやリトグラフ、エッチングといった版画作品も買取しております。エディションナンバーがない、サインがないなどの作品も鑑定します。
作家や作品によっては高額買取になるケースもありますので、まずはお気軽にご相談ください。

版画作品のエディションナンバーとは何ですか?
番号によって価値は変わりますか?

エディションナンバーとは版画作品に付けられた「通し番号」のことです。何枚刷ったかを把握するために付けるもので、刷った順番などを示すものではありません。
また、木版画などは版が劣化しやすいため最初に刷った作品と後に刷った作品では色や線に差が出ることがありますが、シルクスクリーンやリトグラフなどの版画作品は1番目に刷った作品と100番目に刷った作品での違いはありません。
そのため、エディションナンバーが何番であるかを気にする必要はなく、仮に刷った順通りにつけられていたとしても作品のクオリティの違いはなく、作品の価値も変わりません。

取扱作家一覧に無い作品でも買取ってくれますか?

取扱作家一覧にない作家の作品も査定いたします。お気軽にご相談ください。

現代アートの特徴

まだ文字が発明されていなかったころ、人類は絵を描くことで様々な物事を記録したり伝達したりしていました。文字が発明された後も識字率が低かった時代は、聖書の内容を絵にすることで文字が読めない庶民にキリスト教を布教するなど、絵が伝達手段として用いられていました。
ルネサンスのころになると、絵は単なる伝達手段や記録媒体ではなく、鑑賞を楽しむ芸術作品としての役割が求められるようになり、その技術が飛躍的に発展していきます。
しかし、このころの絵画は宗教勢力や王侯貴族など限られた階級の人たちのためのものであり、庶民にとって絵は身近な存在とはいいがたいものでした。
時代が進んでフランス革命が起こった18世紀になって王侯貴族の力が弱まり市民社会が確立すると、絵画も特権階級のものから民衆主体のものに変わり、「写実主義」「ロマン主義」「古典派」など絵画の表現手法が広がりを見せます。
これまでは人物の背景という形でしか描かれてこなかった風景が、豊かになった市民階級の家屋を飾る「風景画」として確立し、19世紀にはいると屋外で写生を行うバルビゾン派の画家が現れ、モネやシスレーなどの「印象派」が誕生します。

バルビゾン派・印象派の画家が屋外で絵を描けるようになったのは、それまでは存在しなかったチューブ絵具が開発されたためでしたが、印象派の画家たちの間には古い慣習を破って新しい表現・芸術を生み出そうという機運があったことも大きな要因でした。
彼らはただ屋外で絵を描いただけではなく、絵具の混色や塗り方など新しい技法にも果敢にチャレンジしました。
後期印象派と呼ばれる時代になるとセザンヌが円筒や球といった幾何学的に単純化された形で自然をしたいと考えます。
この思想はピカソに影響を与え20世紀初頭の「キュビズム」誕生に繋がり、時代は近代美術から現代美術・現代アートへと移り変わっていきます。

現代美術と現代アート

20世紀にはいると第一次世界大戦が勃発するなど、従来の戦争とは異なる大規模な戦争と近代兵器によって多くの市民が犠牲となり、市民の間では政府や社会体制に対する不信感や反感が高まっていきます。
現代美術の祖先ともいえる印象派は、古い慣習にとらわれない新しい芸術表現を追求して活動していましたが、現代美術にもその精神は引き継がれ、当時の社会不安と結びついて批判精神に富んだ芸術作品が作られるようになり、やがて「ダダイズム」と呼ばれる前衛的な芸術運動に発展します。
「ダダイズム」の作品は、固定化してしまった概念や戦争の愚かしさを批判する内容の作品が多く、伝統的な価値観を壊して新しい芸術を生み出すことを目的としていたといわれていますが、特に積極的に関わった、フランスの画家マルセル・デュシャンでした。
デュシャンは既製の椅子や自転車の車輪などをそのまま使った、当時では考えられない画期的な作品を数多く手がけただけではなく、1917年に行われた自らが委員を務める展覧会で既製品の便器に偽名で署名して「泉」と名付けて出品しようとするなど、常に「芸術とは何か」を問う作品を生み出してきました。
デュシャンの「泉」は展覧会での出品は拒否されてしまいますが、その作品に込められた社会に対する批判や芸術とは何かを問い続ける精神は後の芸術家に引き継がれ、現代美術よりも前衛的な「現代アート」として花開いていきます。

現代アートとは

現代アートは従来の「芸術」や「美術」の枠にとらわれない表現であるため、それがどのようなものかを定義することは簡単ではありません。社会の情勢や問題を反映した社会批判性を感じさせる作品、従来の芸術や美術といった概念にとらわれていない作品が「現代アート」とされていますが、作者が何を意図したか明確でないことも多く、批判性を感じられるかどうか、従来の概念にとらわれているか否かは主観による判断となるため、定義としてはかなりあいまいです。「鑑賞者が現代アートであると感じたら、それは現代アートである」ともいえるかもしれません。
時代としては第二次世界大戦後から21世紀までの美術を指すことが多いですが、1930年代などダダイズム以降であれば現代アートに含めることもあります。
平面作品としては油絵・版画・アクリル画、立体作品としては彫刻・オブジェに加え、空間そのものや人体を使った作品など多岐にわたります。
アジアアートでは、平面作品、彫刻、オブジェなど、個人所有可能な現代アート作品を買取っています。

骨董品買取の特徴

お客様が安心してご利用いただける買取店を目指しております

経験豊富な鑑定士が骨董品を査定

骨董品の中には専門知識がないと価値に見合った査定をすることが難しい品があります。アジアアートギャラリーでは幅広いジャンルの知識が豊富な鑑定士が価値に見合った査定をいたします。

鑑定・査定後のキャンセルも可

査定額にご納得いただけなかった場合はキャンセルして頂いても構いません。キャンセル料などを請求する事も一切ございませんので、お気軽に出張買取をご利用ください。

種類や量を問わず鑑定・買取いたします

倉庫や蔵から出てきた骨董品や、先代がコレクションしていた絵画など、年代や価値がわからないお品も一つずつ丁寧に鑑定させていただきます。

出張費や鑑定料などの手数料完全無料

出張にかかる費用や鑑定・査定等の手数料もいっさいいただき査定額にご納得いただいた場合には、その場で現金でお支払いいたします。

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