最高傑作血赤珊瑚帯留


これ以上のお品物にはもう出会えません。
血赤珊瑚は幹の根元で一番太く成長する部分でも直径3cm程度です。この帯留がまさにそのサイズです。血赤珊瑚(日本産)の産出量は極めて少量であるため、今後これ以上の血赤珊瑚に出会うことはもう無いかもしれません。そのくらい本当に素晴らしい一品です。
帯留の裏側には、大きなものではありませんが、K18フレームに隠れるように「虫食い」の痕があります。もちろん、海中で成長中に出来たものです。血赤珊瑚は、ときに表面に付着した貝などを巻き込みながら成長を続けます。見た目に目立たないに越したことはありませんが、この「虫食い」の痕は、合成物や人工加工品ではない『天然の珊瑚』であることを証明しています。
デザインするうえでこのような「虫食い」の痕は、なるべく見えないようにします。血赤珊瑚のリングでもやはり金属のツメ部分など留具に隠すようにするのが一般的です。「虫食い」の痕は無いに越したことはありませんが、天然血赤珊瑚の証ですのでマイナスとばかりも言えないところです。もちろん多すぎるのは宝石珊瑚としての評価を下げることになりますので注意が必要です。
ここ福岡のアジアアートギャラリー では、このような素晴らしい一品に出会うことがあります。このお品にはここでは言えない美談があります。それはまさに素晴らしいお客様との出会いです。後に買取代金の使途についてお手紙を頂きました。弊社としてもっとしっかりと協力しておけばよかったと思います。
アジアアートギャラリー は、この素晴らしい出会いを通して社会に貢献する企業になっていきたいと考えています。引き続きアジアアートギャラリー をよろしくお願いいたします。