アジアアートでは茶道具を幅広く買取しています。
作者や年代、来歴がわからない品も専門知識豊富な査定士が鑑定を行い、価値に見合った査定額を提示します。査定料など手数料は全て無料ですのでお気軽にご相談ください。
室町時代にその基礎が確立され、千利休によって完成された「茶道」は、日本では古くから「教養」として考えられており、現在はAppleの創業者として知られるスティーブ・ジョブズをはじめとした海外のエリートにも人気の高い文化となっています。
その影響から、茶道に使用する「茶道具」の需要が海外でも高まっており、骨董や美術工芸品としての価値がある「茶碗」「香炉」「急須」「茶釜」「鉄瓶」などは高い価値で取引されています。
なかでも茶碗はコレクションとしても人気があるため価値が付きやすく、使っていない古い茶碗に思わぬ高値がつくケースも少なくありません。
茶碗、香炉、急須、茶釜、鉄瓶、銀瓶、棗、茶入、香合、花瓶、水指、茶托、茶杓、羽箒
鉄瓶
香炉
棗
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茶道具は種類が多く、査定時に注目するポイントも種類によって変わりますが、どの種類でも基本的に「作者」「箱書きや銘」「状態」が重視されます。
千家十職、帝室技芸員、人間国宝、その他有名な職人が手掛けた茶道具は高い価値が付きやすく、特に骨董的価値などが付きにくい近現代の作品においては作者によって価値が大きく変わります。
共箱や落款などがある場合はそこから作者を判断することができますが、箱や銘がない場合は作風などから作者を判断します。
茶碗や茶入れ、茶杓など茶道具の多くは品物とセットで作られた「共箱」に納められます。共箱には納めている品物の作者の名前と作品名が書かれているほか、家元や大名といった人が品物の価値を認めたことを示す「箱書き」がついていたり、優れた品であることを示す「銘」がつけられていたりすることがあります。
作者の名前や作者がつけた作品名は誰の作品かを特定する手がかりになりますが、書かれているから価値が上がるというわけではありません。
しかし、箱書きや銘は中に納められた品が優れているということを権威ある人が認めたという証拠となります。誰による箱書きであるかなどによって変わりますが、箱書きや銘のない品より高い価値が付く可能性があります。
破損や傷、汚れなどがある状態の悪い品は価値が下がり、状態によっては買取できないこともあります。
ただし、古い品の場合はある程度の傷や汚れは経年劣化として考えられ、査定に響かないことがあるほか、年代物で高い価値がつく品の場合は状態が悪くても高い価値が付くことがあります。
また、古瀬戸や萩焼など一部の茶碗は表面が剥げたようになっていたり細かなひびが入っていたりしますが、これらは「カセ」や「貫入」などと呼ばれる焼成時に出来る焼物の特徴であり、破損や劣化によるものではありません。
ただし、カセのように見える傷、貫入のように見えるヒビということもあるので、実際の価値は鑑定をしなければ判断できません。
このほか、時代や希少性、工芸品としての出来、陶磁器や漆器は産地の人気や評価、羽箒や茶杓は使用している素材によって価値が変わります。
このようなお品物でもしっかり価値を鑑定
他店で断られたお品物でも当社ではしっかりと鑑定・査定いたします
欠け
汚れ
変形
サビ
シミ
虫食い
箱のない品でも買取可能です。また、付属の箱が壊れている場合も一緒に査定に出してください。
使用済みの品でも買取可能です。破損や汚れは査定額が下がる要因になりますが、多少の使用感や経年劣化は査定額に影響しないこともあります。まずは気軽にご相談ください。
茶碗、釜、茶杓茶入、香炉、香合などのほか、花入や掛軸、鉄瓶など、茶道具でしたらすべて査定します。また、茶道具以外の品も買取っていますので、あわせてお気軽にご相談ください。
作者や時代がわからない品も買取しています。専門知識のある査定士がしっかりと鑑定を行い、価値に見合った価格で買い取らせていただきますので、お気軽にご相談ください。
茶は奈良時代から平安時代ごろ、空海によって伝えられたといわれていますが、お茶を飲む習慣が広まったのは平安時代末期から鎌倉時代初期に活躍した禅僧 栄西が当時の中国から喫茶文化を持ち帰ったことがきっかけです。
また、栄西は茶の木の種とその栽培法も持ち帰り、臨済宗の布教と同時に茶の栽培方法や茶にまつわる「茶礼」などの文化を広め、寺院内での茶栽培も行うなど禅宗と茶は深く結びつきながら発展していきました。
鎌倉時代に入ると、禅宗を指示した武士の間でお茶が社交の道具として浸透し、集まってお茶を飲む「茶寄合」が開かれるようになります。この「茶寄合」は村田珠光や武野紹鴎などの茶人によって「茶の湯」として形作られ、茶聖と呼ばれる千利休の手によってより洗練した「侘び茶」へと進化します。
千利休は茶室の設えや使用する道具、作法などを厳格に決め、侘び茶の理想である「究極の簡素美」を追求しました。その精神は利休の子孫に受け継がれ、現在の茶道における表千家・裏千家・武者小路千家が誕生しました。
茶道具は茶道に使用する道具のことです。流派によって大きさや色、扱い方や呼び名などに違いがありますが、使用する道具は基本的に同じです。
茶道具というと多くの人がイメージするのが茶を飲むための「茶碗」と茶を点てるときに使う「茶筅」ですが、このほかにも茶室を飾る「掛軸」や「花器」「屏風」も茶道具に含まれます。
また、茶事と呼ばれる正式な茶会では、茶を点てるための炭に火を起こす「炭手前」が行われ、茶会の前に茶室を清めるために香を焚きます。このときに使用する「香炉」や「香合」に加え、火を起こしたり灰を掃き清めたりするのに使う「火箸」や「羽箒」といった炭道具も茶道具です。
このほか、茶の前にふるまわれる「懐石」で使用するお椀や酒器、粉茶を入れるための「棗」や「茶入れ」、茶をすくう「茶さじ」、湯を沸かすための「釜」や「鉄瓶」、茶菓子を入れる「菓子器」など多種多様な道具があります。
また、一部の道具は使用できる季節や「格」が決められており、時期や主旨などによって使い分ける必要があります。
格の高い道具は使用している素材が希少であったり、名工と呼ばれる人の作であったりすることが多く、ほかの道具に比べて高い価値が付きます。
茶碗は基本でありもっとも重要な茶道具です。武士の間で茶の湯が流行した戦国時代には目委員と呼ばれる茶碗が褒賞や外交に使われるなど、非常に高い価値が付けられました。
茶碗には大きく分けて、中国から伝わった「唐物」、朝鮮から伝わった「高麗物」、日本国内で作られた「国焼」があります。
「唐物」の茶碗としては、天目茶碗や珠光青磁、呉須赤絵などが有名です。唐物の茶碗は千利休が侘び茶を成立させるより前から珍重されており、中国から伝わった「曜変天目茶碗」は国宝に指定されています。
「高麗物」の茶碗には井戸茶碗と粉青沙器があります。端正な作りの唐物に対し、高麗物は素朴で簡素であることから「侘び茶」の成立以降に人気が高まりました。歪みがあることが特徴で一見するとあまり価値がないように見えることも多いのですが、時代や状態などによっては思わぬ高値がつきます。
「国焼」の茶碗は、「一楽、二萩、三唐津」という言葉に登場する楽焼、萩焼、唐津焼のほか、室町時代に「茶陶信楽」として愛された信楽焼、愛知県で古くから焼かれていた美濃焼や、美濃焼から派生した志野焼、千利休の弟子である古田織部が織部焼など、非常に多岐にわたります。
それぞれ異なる特徴を持つだけではなく時代によって様式が違うことも多く、その価値を判断するには知識と経験が必要です。
棗と茶入れはいずれも抹茶を入れるための道具ですが、棗は漆器、茶入れは陶器という違いがあります。
また、一般的に棗は「薄茶」を入れるのに使用し、茶入れは「濃茶」を入れるのに使用します。現在の茶道では薄茶が主流となっているため茶入れを目にする機会は少ないかもしれませんが、安土桃山時代ごろまではお茶というと濃茶を指し、茶入れも茶碗と同様に褒章などに使われていました。
「茶入れ」はその形により「茄子」「肩衝」といった名前が付けられており、中国産のものは「唐物」、日本産のものは「国焼」と呼ばれています。
「棗」はナツメの実に形が似ていることからこの名が付いたといわれており、発生当初は薬など別のものが入れられていたのではないかといわれています。茶を入れるために使われるようになったのがいつ頃かは定かではありませんが、1564年に行われた茶会で使用されたという記録が残っています。
棗は大きさや形にいくつか種類があり、漆塗りの無地の棗、蒔絵や沈金で彩られた棗などがあります。
茶道具というと抹茶を使った「茶道」の道具をイメージしますが、茶葉を使う「煎茶道」の道具も茶道具として扱います。建水や水差しなど、一般の茶道で使用する道具もありますが「急須」や「茶壺」など煎茶道ならではの道具もあります。
お客様が安心してご利用いただける買取店を目指しております
骨董品の中には専門知識がないと価値に見合った査定をすることが難しい品があります。アジアアートギャラリーでは幅広いジャンルの知識が豊富な鑑定士が価値に見合った査定をいたします。
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