刀装具の高価買取事例

高額刀装具買取 鐔 伝京献上 刀装具買取

2020-06-28T16:50:38+09:00

伝京献上障泥形両櫃金埋鉄磨地桐花図金布目象嵌鐔(鑑定書付)です。若干の経年劣化による象嵌の剥がれがありますが、細部まで手抜きなく作られた緊張感のある象嵌の見事な京献上鐔です。 京献上鐔は鉄地を平滑に仕上げ、表面に細かな無数の筋を切り込み、薄い金の板を叩いて埋め込み象嵌する「布目象嵌」という技法を用いた江戸時代、京都で盛んに作られた鐔です。よく見られる構図は、京都近郊の風景を文様表現した物ですが、 [...]

伝埋忠重義丸形両櫃鉄磨地菊水図透かし鐔

2020-06-28T16:50:58+09:00

江戸時代中期、伝埋忠重義丸形両櫃鉄磨地菊水図透かし鐔です。精巧且つ緻密な菊水を透かし技法で表現した大変上手な鐔です。 まず驚かされる事が、菊紋が十六菊である事です。この鐔の制作時期である江戸時代に十六菊の製品を製造、使用、出来るのは皇室のみ、他の者が製造、使用すれば、死罪にもなりかねない時代、よって必然的にこの鐔は皇室の求めによって作られた大変貴重な鐔である事が確定すると思われます。また制作者は [...]

鐔 肥前長崎若芝丸形両櫃鉄磨地耳金布

2020-06-28T16:51:45+09:00

肥前長崎若芝(じゃくし)の在銘、鑑定書付、の鐔をお買取しました。 江戸時代末期に肥前長崎で造られた、丸形両櫃、鉄磨地、耳金布目象嵌、幽谷仙人図薄肉彫色絵象嵌、の実に繊細で緻密な保存状態の大変良い鐔となっています。 若芝とは、河村氏という武士の家系で龍造寺家に仕え、長崎にある祟福寺にて中国僧の 逸然に絵を学び、北宋風の仏画や花鳥山水図を得意とした画家、工芸家です。この図法を利用した鐔工法技術を開発 [...]

鐔 伝京透かし菊花形両櫃鉄磨地八重菊図鐔

2020-06-28T16:51:22+09:00

鐔 伝京透かし(鑑定書付)をお買取しました。江戸時代中期に造られた鉄磨地八重菊花形両櫃透かし造りで直径8.3cmの京透かし鐔です。希少な大型鐔で京透かしのなかでも大変手の込んだ上手、保存状態も良く鉄地の醍醐味である奥の深い黒錆が綺麗についている白眉品です。 京透かし鐔とは、またの名を「平安城透かし鐔」と呼ばれ、山城国(現京都府)で室町時代より造られた優雅で精巧な透かしを鐔全体に施し、厚みはやや薄手 [...]

鐔 山城国伏見住金家撫丸形片櫃鉄鎚目地

2020-06-28T16:52:14+09:00

山城国伏見住金家撫丸形片櫃鉄鎚目地仙人指月図高肉彫象嵌色絵鐔(鑑定書付)です。室町時代の仙人の水墨画を題材としたと思われる、やや薄手の鉄鐔に鋤出高彫を施し、金、銀、の色金を余り目立たないよう象嵌した、極めて芸術性の高い作品です。この鐔の作者金家は日本を代表する刀装金工です。 金家は、室町時代末期から安土桃山時代に、山城国伏見(現京都市)で活躍しました。詳しい経歴、生没年月は不明。同時期に活躍した、 [...]

鐔 毛彫透かし五三の桐紋図鐔

2020-06-28T16:52:38+09:00

毛彫り透かしに、五三の桐紋図柄が際立つ、日本刀剣保存会鑑定書が付された現代鍔です。 桐紋はその美しさと権威の象徴から日本を代表する紋の一つです。 無銘ではありますが、良品らしく見事な出来ばえです。 刀・刀剣・刀装具の買取 [...]

伝越前大野無銘堅角形両櫃鉄鎚目地

2020-06-28T16:53:03+09:00

伝越前大野無銘堅角形両櫃鉄鎚目地茗荷分銅図透かし鐔(鑑定書付)です。尾張国(現愛知県)で良質の鉄を用い作られた黒く深みのある鉄色をした透かし図柄のつばです。 江戸時代、戦の無い世の中となり、刀剣、刀装具は、装飾性の高い物が持て囃されます。日本の鐔の起源は、古墳時代と云われ、鉄製、銅製の倒卵型の物が装飾太刀に附帯しました。鐔は本来「津美波・つみは」と称していました。この「つみは」が詰まって「つば」 [...]

目貫 古後藤金無垢地容彫二疋獅子図目貫

2020-06-28T17:03:15+09:00

古後藤二匹獅子図金無垢地目貫(特別保存刀装具鑑定書付)をお買取しました。室町時代〜安土桃山時代の古後藤(後藤上三代)の作です。後藤家を代表する二匹獅子図で金無垢地、獅子の表情、爪の鏨による毛彫、細部の仕上げ、等どこをとっても最上級の作域です。 後藤家の代表する図案「龍図」と双璧の「獅子図」。この獅子図にも「一匹獅子」、「二匹獅子」、「三匹獅子」、とありますが私的にはこの二匹獅子が最も構図的に優れて [...]

目貫 伝後藤派赤銅地金色絵陰陽根一匹獅子

2020-06-28T16:55:32+09:00

伝後藤派赤銅地金色絵陰陽根一匹獅子図目貫(鑑定書付)です。後藤家伝統の構図を赤胴地に、上手の鏨彫、金色絵を施した、陰陽根を持つ作品です。 後藤家の獅子図は、数いる刀装金工の獅子図のお手本となっていて、古くは室町時代の足利将軍家に仕えた後藤家初代「祐乗」で、五百年以上も前になります。祐乗は、足利義政に仕え、法橋、法印、等の官位に叙せられた名工で、当時、刀装具の素材として用いられていた鉄の代わりに、赤 [...]

伝古金工山銅地容彫金鍍金陰陽根競べ馬図

2020-06-27T14:59:09+09:00

伝古金工山銅地容彫金鍍金陰陽根競べ馬図目貫(保存刀装具鑑定書付)です。後藤家風の構図に上手の彫りを施した騎士の表情まで伺える金鍍金の容彫造りとなっています。 競べ馬とは、毎年五月五日端午の節句の日に京都、上賀茂神社で行われる、現代の競馬と違い、二頭で競う九百年以上の歴史を持つ行事です。 この作品は個人的に大変興味をそそられるもので、今回は個人的見解をお話しさせて頂きたいと思います。 まず、古金工 [...]