橙(オレンジ系)の宝石の真ん中に、真一文字の光の筋が現れる、ちょっと気になる、クリソベリル・キャッツアイ プラチナ ダイヤモンド リングです。
本日は、ちょっと気になる クリソベリル・キャッツアイ プラチナ ダイヤモンド リングをお買取りさせていただきましたのでご紹介させていただきます。
宝石の中の筋状のインクルージョン(内包物)が光の正体
一般に「キャッツアイ」とは、このクリソベリル・キャッツアイのことです。光に当たって現れる、一条の光の筋が「猫の目」のようであったことから、そう名付けられました。そして、この光の筋が現れる現象を、シャトヤンシー(キャッツアイ効果)といいます。“シャト(Chat)”は、フランス語で「猫」を意味します。宝石の内部にある複数の筋状のインクルージョン(内包物)が、光を反射させることによって一条の光となって現れるのです。
宝石の光の筋を見えやすくする、ドーム型カット(カボションカット)
立て爪ダイヤやエメラルドのように、角々とした複数の面と面を組み合わせたカットでは、角度の違った短く漫然とした光の筋となり、長く直線的な光の筋は現れません。今回、お買取りさせていただいた クリソベリル・キャッツアイ は、その光の筋を見えやすくするために、どの角度からも光を反射しやすいドーム型(カボションカット)にカットされています。光が強く当たるところに反射光の光の筋が現れるという仕組みです。
魅かれて、キャッツアイ
光の筋の正体を知ってしまうと「ああ、そんなことか…」と思われるかもしれませんが、自然界に存在する石を磨いてドーム型にカットすると、一条の光の筋が現れるとは何とも神秘的です。1世紀の終わりには、古代ローマ人に知られていた、このクリソベリル・キャッツアイですが、東洋では、額の真ん中あたり、目と目の間に押し当てると、将来を見通す力が得られると信じられてきました。原産国のスリランカでは「魔除けの石」とされ、男性の装身具として指輪やネクタイピンなどに広く使われています。このような言い伝えによるものかもしれません。
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