酒井田柿右衛門 茶器 七点揃をお買取させていただきました。一つ一つ表情の違う柿の模様がなんとも優美な、急須と湯呑一式です。湯呑6つのうち2つには蓋がありませんでしたが、しっかり査定を行いお買取させていただきました。角福

「角福(かくふく)」は生産地の手掛かり

今回、お買取させていただいた茶器には、四角の中に「福」という字が入った銘が施されておりました。 これは「角福(かくふく)」と呼ばれ、角福というマーク自体は、とくに作者などを意味するものではなく、中国磁器の影響で1630年頃から肥前の各窯場で自由に用いられていたようです。

現代の「角福」に込められる意味

「角福」の銘は、酒井田柿右衛門の中では七代目~八代目の作品に多く見られます。十一代目が「福」の字の「田」の部分がクルクルと渦を巻いている「渦福」の角福銘を商標登録して以降は、「渦福」銘があると「柿右衛門窯作品」を意味するようになったのです。

そして十二代が柿右衛門合資会社を設立し、合資会社に赤絵技術と「角福」の銘を供与しますが経営方針が合わず十二代は合資会社との関係を解消。柿右衛門家は「角福」銘を使用せず「柿右衛門作」の銘を使うこととなります。その後、合資会社と和解し「角福」銘が返還されましたが、現在も「角福」の銘は使用されていません。 時代を経た由緒正しい「角福」は高く評価されます。

アジアアートギャラリー は、柿右衛門作品を多くお取扱いしております。

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